篤姫 第14回(昨夜放送分)

斉彬(高橋英樹)の正室・英姫(余貴美子)の篤姫宮崎あおい)に対する冷たい態度は変わりませんが、おかげで協力せざるを得なくなった篤姫と幾島(松坂慶子)の関係は随分と良いものになりました。ペリー艦隊の再来航という非常事態に斉彬も通常の参勤交代よりも2ヶ月早く江戸に戻ることになりますが、江戸への到着を前にして日米和親条約が結ばれたのでした。一方で篤姫の実父・忠剛(長塚京三)の訃報が斉彬の元に届けられます。江戸へ到着した斉彬は篤姫に日本を取り巻く状況を話して聞かせるとともに、忠剛の死を告げるのでした。
どうも全体的に話の展開があっさりした感じです。英姫との確執もドロドロとした感じではなくなるのが早すぎるように思います。篤姫が実台所となってからの描写に力を入れようという考えかもしれませんが、粗筋を見せられるかのような展開はいささか物足りないものがあり残念です。