ラストフレンズ 第1回(昨夜放送分)

いきなり妊婦姿で登場した美知留(長澤まさみ)のモノローグからスタートした話は、美知留が美容室アシスタントをしていた時代に遡ります。恋人の宗佑(錦戸亮)と二人で暮らすことになり幸せを噛み締めていた美知留が、高校時代の同級生・瑠可(上野樹里)と4年ぶりに偶然再会し・・・とほのぼのムードで始まるのですが、BGMが妙にサスペンスフルで意味深な感じと思っていたら・・・、宗佑がなんと心に闇を抱えたDV男といった感じでびっくり。また、オープニングの美知留の台詞にも誰かの死を暗示するかのようなものがあり、美知留のお腹の子が誰の子であるかも含めて、オープニングで仄めかした謎を少しずつ解いていく展開になるのでしょうね。ただ、雰囲気からして明るい展開は望めそうにないので見るのが辛くなる時期もありそうです。瑠可はどうやら性同一性障害を抱えているようですし、ルームシェアのパートナーのエリ(水川あさみ)も職場では孤立しているようです。ヘアメイクアーティストでバーテンという2つの顔を持つタケル(瑛太)も女性からの電話に出ないといった怪しげな行動を見せます。どうやら出演者は皆心に闇を持った者ばかりという設定のようですが、こういった設定は正直言って苦手です。出演者のモノローグが思わせぶりなのも気になりますが、あまり過剰な演出にならないことを願っています。