週刊プレイボーイNO.16

浅尾美和はアスリートでありながらグラビア的にも満足できるビジュアルを提供しつづけてきましたが、あまり頻繁な登場になると希少価値的意味はなくなってしまいます。そうなると与えられたページ数の割には少し物足りない印象を受けてしまいます。
優木まおみのグラビアを見ると浅尾との差がよく分かります。優木がグラビアのセンターラインだとすれば浅尾は路側帯を歩いているようなもの。表情とランジェリーに見える衣装はプロの仕事で浅尾では無理でしょう。
森下悠里はさらにセンターライン上を猛スピードでかっ跳んでいるようなもの。まあ「月刊〜」からのカットなので普段以上に頑張っているのでしょうが、演出の妙を感じさせてくれます。
大島みづきは若干表情が濃すぎる印象。特に口元に若さが出ていないのは残念。ラストカットなどは光と影の効果を十分に考えたら掲載するカットに選べるとは思えないのですが・・・。
木口亜矢夏川純と同じ傾向で髪の重さを感じてしまいます。クールでソリッドでいい表情のカットもあるのですが、センターグラビアのチャンスを活かしきれなかったのは残念。
青島あきなはナマドルで売ろうとするならグラビアでもキャラを作るべきでしょう。それなのに妖艶系を演じてはイメージが全く反対になってしまいます。
桜井こずえは意外に柔らかな笑顔を見せてくれます。新人だけにまだまだ表情の硬さが残りますが、慣れとともに柔らかな笑顔の魅力が増していくはずです。今後に期待というところでしょうか。
「恋人にしたい女性誌モデルたち」に採り上げられたモデルたち、有村実樹田中美保、波瑠、紗耶などの人選は無難な印象で、掘りだし者がいなかったのは残念。数年前に女性誌の読者モデルとして活躍していた山本梓中山恵高山都にスポットライトを当てていたのであれば神様だったんですがねぇ。