BOMB 6月号

すみません。相変わらず遅れ放題のレポートです。
巻頭大特集の熊田曜子はビジュアル面で難のあるカットも散見されますが、圧倒的なスタイルバランスがそれを補っています。ただBOMBの版型ではその効果が薄いのが残念。
小野真弓の顔は動きのある表情の方が魅力的ということで、グラビアよりも付録DVDをお薦めします。
山崎真実はP3のカット1枚で十分。このカットを選択できるのであれば他のカットにももう少し気を使ってほしかった。
時東ぁみは残念ながらメガネが魅力アップに繋がるアイテムの役割を十分には果たしていませんでした。
小倉優子は良くも悪くも金太郎飴。グラビアの出来が常に同じレベルで安定しているので面白に見かけてしまうのが弱点です。
ほしのあきは彼女としては余り個性が前面に出ていません。特に問題があるカットではありませんが面白味は感じられません。
矢吹春奈はDVDの映像で感じたままの上等な仕上がり。惜しむらくはカットが小さいこと。怖さを封印すると彼女はこんなにも魅力的になるのですね。
上戸彩石原さとみはいつものように安定度抜群の女優グラビア。グラビアアイドルとは格が違う表情を見せてくれます。
池田夏希は相当ボリュームのあるスタイルバランスのはずなのですが、そう見せないふわっとしたビジュアルが特徴。まだまだ伸びそうな感じなのですが、ビジュアルの方向性を模索中といった印象を受けます。
川島海荷はそのピュアさが傑出しています。それにしても可愛らしく撮ってもらっていますね。
浜田翔子はアイドルとしてギリギリの部分まで見せてしまっているので、そこそこのグラビアではおとなしいと感じてしまいます。戦略的に考えた場合にどうだったのかは疑問が残ります。
付録DVDは収録時間約100分。熊田曜子原幹恵磯山さやか森下悠里谷桃子小倉優子小野真弓松本夏空秋山優大島みづき井上舞妃子矢吹春奈安藤沙耶香山崎真実ほしのあき、以上15人のメイキング映像。熊田はビジュアルには好不調が見られるものの、スタイルバランスに関しては常に万全を誇っていますね。そのプロ根性が素晴らしい。若手が乗り越えられない巨大な壁として存在し続けるわけです。原はそんな若手の中でも別格の存在感を見せてくれますが、彼女も類い稀なるボディにあどけない表情をセットとして保持しているという素材のレベルの破格さがあってのことでしょう。その良さはグラビアよりも動画の方が伝わりやすいかもしれません。磯山の場合は肉感的なボディと男顔のバランスで見せる部分が多いので、今回のようなシャワーシーンは嬉しいですね。森下はビジュアルが妙に貧相に見える時があり、セクシーなボディと不釣合いになってしまうのが残念。谷は一瞬着衣でのメイキングだけかと心配しましたが、水着姿もたっぷりで安心。小倉は映像とグラビアで大した差異が見られませんので面白味に欠けます。小野は彼女の癖である崩れた笑顔が少なく、ビジュアル的に安定感があります。松本は特技のパントマイムとバスケを披露。カメラの水着への寄りがエロい。秋山は引きでのビジュアルと寄りのそれではかなり印象が異なります。寄りだと幼さが強調される感じで少々違和感を感じます。大島はスタイルバランス的に見ると下半身がやや重め。井上はお仕事をしているという感じの撮影風景。演出によるものかもしれませんが、シャッターの合い間合い間にもう少し笑顔を見せてほしいものです。矢吹は最初に笑顔のカットを入れたことによって、撮影中のクールな表情がより魅力的に映ります。そして最後にまた笑顔を見せることによって締まった映像になりました。安藤はいつも通りの明るさを残した淫靡を表現。彼女の世界というものが出来上がっています。収録時間もたっぷりでメイキングというよりもイメージビデオといった仕上がりでした。イメージDVDの映像そのものかもしれません。山崎は本誌のグラビアで感じさせられた物足りなさを補ってくれます。スタイルバランスで見せるのではなく雰囲気で見せるのが彼女のグラビアであり映像であることを再認識させられました。ほしのは腰のクビレが身体の動きに合わせて形を変えるのが興味深い。シャッター?の音がうるさいのが気になりました。
その他の収録映像は・・・。
鎌田奈津美佐藤里香のパジャマぬぎぬぎムービー。おまけ映像で鎌田はチアの踊り、佐藤はへたなウクレレを弾いて見せてくれました。
なまどる四天王サミットということで佐藤唯(山形)、京本有加(新潟)、滝口ミラ(大阪)、青島あきな(宮崎)がそれぞれのお国訛りをたっぷりと披露しています。京本は訛りたっぷりというには少し無理がありましたね。
黄色いハニービー(稲富菜穂高山紗希小町桃子小嶋じゅん)&ももいろハピニャス(寺田ちひろ、早見あい、小川愛美)のグラビア撮影とインストアライブの模様などでした。
BOMB (ボム) 2008年 06月号 [雑誌]