それにしても人としての器が小さい者ばかりが登場するドラマです。金太郎(永井大)が直面する苦難を突破するのに使われるのは、毎度のように運とコネ、そして少しばかりの暴力と男気。ヤマト建設にしろ大日本製鉄にしろ、社長が武道の達人ばかりだというのも出来すぎな気が・・・。でも、視聴者にカタルシスを与えるという点においては間違った演出ではないんですよね。だからこそ視聴率も時間帯の割に稼いでいるんですね。最後に刺されてしまいますが主人公は死にませんから、最終回のカタルシスの伏線ということで予告の金太郎が死ぬ死ぬフラグを楽しむべきでしょう。