志田未来がゲスト出演しているのにビックリ。ミュンヒハウゼン症候群（病気を装って同情を買う）の疑いのある患者の朋子を演じていますが実に贅沢な配役です。レギュラー陣を食ってしまいそうな演技に目がいってしまいます。実は兄の泰人（石田卓也）の代理によるミュンヒハウゼン症候群で、妹に薬を投与していたことが原因でした。今回は対象が命なき者ではなかったために、大己（瑛太）の独り善がりで強引に決め付けたような推理がなかったのが好印象だったので、この路線でいってくれると嬉しいのですが、タイトルに「命なき者の声」と入っているだけに難しいでしょうし、法医学による解決でもないことが悩ましいところです。優しさにあふれる結末は嫌いではないだけに･･･。
