[ドラマ]天地人 第19回(日曜夜放送分)

急いで越後にとって返した上杉軍でしたが、織田勢は既に撤退を始めており、追い討ちを掛けた兼続(妻夫木聡)達はあと一歩のところで逃げられてしまいます。兼続は魚津城に見捨てる形となった吉江(山本圭)らを思い、無念を覚えて自分を責めることになります。それにしても兼続は涙を見せすぎです。無念さを表現するのに泣き顔は安易に過ぎるのではないでしょうか。
一方、京では明智光秀鶴見辰吾)による本能寺の変が起こり、信長(吉川晃司)が歴史の舞台から姿を消すことになりますが、あれだけ強引で峻烈な扱いを部下に対して行なっていれば、誰かが謀反を起こすのは時間の問題だったでしょうね。信長の臣下たちの忠誠心と、最後まで魚津城を守って散っていった吉江達の上杉家に対する忠誠心とは全く別物であったのですから。