アルビレックス新潟 1−1 FC東京

リーグ戦今シーズンの最終戦は開幕戦と同じカード。開幕戦では圧勝しましたが現在の勢いはFC東京のほうにあります。アルビはマルシオ・リシャルデス、大島がケガ、本間が累積警告で欠場するという厳しい状況の中での戦いとなりました。実際に先取点はFC東京に前半12分という早い時間帯に決められました。アルビにもチャンスはありましたが千代反田のヘッドがポストに弾かれるなどして得点できずなかなか追いつくことが出来ません。ところが後半ロスタイムに今季限りでアルビを離れることになった松尾が、途中出場ながら松下のCKをヘッドで決めて同点。鈴木アルビのリーグ最終戦が黒星になることを防ぎました。結局リーグ戦の最終成績は8位で終了。リーグ戦最高順位を後進することは残念ながら出来ませんでした。鈴木アルビの4年間、得点力のなさに苛々することも有りましたが、試合そのものが面白いと感じさせてくれる戦いが出来るようにアルビを育ててくれました。アルビがJリーグで戦うようになってから4人が監督を経験していますが、全ての監督が惜しまれながらチームを離れるという、ある意味幸せな関係が続いています。今後決定するであろう次の監督にも期待したいですね。最後に試合後GKコーチのジェルソンがチームを離れることも発表されました。なんと10年間アルビのGKを鍛えつづけてくれた彼にも感謝するばかりです。そして、最後にゴールを決めるという最高の別れを演出してくれた松尾、出場機会は少なかったものの、その際には堅実に守備に貢献してくれたマーカスにも感謝するとともに、移籍先が速く決まり、新しいチームで活躍することを願っています。