アバター

ようやく観てきました。観にいったのはワーナーマイカル新潟南の3D吹替え版。上映が11時25分からということで、泊まり明けだった私は1時間ほどの仮眠だけとって出かけました。公開から時間が経っていたので、上映スクリーンは最大のものではなかったのが残念。上映直前に映し出されたディズニーの3D映画の予告編が、思いっきりわざとらしい擬似3Dのような映像だったので不安になりましたが、アバターが始まると、力み過ぎることのない落ち着いた3D映像でホッとしました。もちろん最初は見慣れない3D映像ということと、特殊メガネを掛けているという意識がありましたが、話が進むにつれてメガネの違和感も感じることなく映像に入り込んでいる自分に気がつきました。映画のストーリーの評価は別にして、3D映画というものを経験するためには素晴らしい作品だったと思います。こけおどしのような3Dではなく、映像表現として熟成された3D映像を観せてもらったのが嬉しい。キャメロン監督の3D映像の使い方はテクニックを見せるのではなく、映像表現のリアリティを補完するものとしてあったのが見事でした。