NIIGATA IDOL SUMMIT vol.3

今回の出演はTomato n' Pine、NegiccoRYUTisthy4_4yhの4組。泊まり勤務明けで寝ておらず、最初はおとなしく後方の椅子に座って体力温存を図っていたのですが、結局途中からは立ち上がり、Negiccoの「圧倒的なスタイル」では初めてラインダンスに加わってしまいました。心は満足感で充実していますが、身体の方はガタガタ、ボロボロになりました。
オープニングアーティストはRYUTist。彼女たちが歌うのを聴くのは3回目になりますが、聞くたびに化けていきますね。以前には感じられたヴォーカルの線の細さが全く感じられなくなり、THE PLANETの爆音にも全く負けないのには驚きました。そしてカバー曲の選曲もBABY METAL並みにアイドルの域を超越している印象。今年のTIFへの参加が決まりましたが、知名度のないことで逆に昨年のDorothy Little Happy同様に台風の目にもなりかねない気がします。
2番手のhy4_4yhはキャラの立ったステージングがMCを含めてじつに安定していました。曲もTHE PLANETのような箱にぴったりの爆音系で生き生きとしていましたが、アウェイを感じさせない観客のノリも素晴らしいものでした。それだけにTIFの出演者リストに名前が入っていなかったのは残念。今回の出演ユニットのファンの皆さんの暖かさは誇れるものです。アーティストと一体化して素敵な空間を作り上げるファンもまた素晴らしいものです。
われらがNegiccoは3番目に登場。THE PLANETのような箱向きのセットリスト(「アノソラヘ」「スウィート・ソウル・ネギィ−」「Party On the PLANET」「ニュートリノ・ラブ」「圧倒的なスタイル」)でまとめられて、スタイリッシュで素敵なNegiccoでした。爆音系に合わせたイントロや繋ぎも好みです。特にネギ要素を持ちながら「スウィート・ソウル・ネギィ−」のスタイリッシュさは格別のもの。聴けば聴くほどはまってしまいます。TIFに参加が決まったという告知の際に、実は一昨年にもオファーを受けていたとの発言があり、なんと2回もTIFのオファーを蹴っていたという(笑)ツワモノっぷりが見事でしたが、先に決まっていた地元のイベントを優先した彼女たちが誇らしい。今後はますます地元と全国のバランスが難しくなってくるでしょうが、上手くバランスをとって活動していってほしいものです。
トリを務めたのはTomato n' Pine。歌、ダンス、表情に至るまでしっかりとしたコンセプトによってまとめられたパフォーマンスに感心させられましたが、なによりも、個人的にはグラビアチェックの対象だった小池唯が、目の前で歌いダンスして見せてくれるのに感激でした。楽曲的には爆音系ではありませんが、THE PLANETのような箱向きの音作りで、非常に耳触りの良い曲で気に入りました。MCでは彼女達もTIFに参加することや夏のツアーについて発表していましたね。
母親の夕食の世話をしなければならないので、イベント後の物販に残念ながら並ぶことが出来ず、駐車場に戻って車に乗って帰宅しましたが、心は十分な満足に満たされています。出演者の皆様、そして暖かくイベントを盛り上げてくれた、それぞれのユニットのファンの皆様に感謝いたします。
ところで、Tomato n' Pine、NegiccoRYUTistの他にも現在40組の参加が公表され、今年のTIFは昨年以上に充実したものになりそうですので、事情が許せば参戦したいところなのですが、母親の面倒を見る必要があって無理ですね。それでも今年はネット関係での配信が充実していそうなのでそれに期待しましょう。