Negicco次なる飛躍へ向けて。(問題抽出編)

5月5日の新潟県民会館で迎えたファースト全国ツアーファイナルでNegiccoの成長をこの目と耳で体験することができました。全国ツアーの方もファンによるレポートを見れば成功裡に終わったと言っていいかと思います。
今後も数多くの予定が組まれており、代表的なものとしては8月16日の日比谷野外大音楽堂と8月29日の音楽と髭達が決まっています。また、8月11日にはニューシングルのリリースも決まっており、それに絡めてのリリースイベントが組まれることと思います。
そこで全国ツアーなどのレポートを参考にして、これまでもライブに見られた問題点などを抽出し、今後のライブの為にメンバー及び運営サイドが心掛けるべき点をピックアップして見たいと思います。もちろん私ごとき在宅派のいちヲタが偉そうに何を言ってるんだと思われるかもしれませんし、全く勘違いといってもいいものもあるかもしれませんが、これから書いていく内容の一つでも二つでもいいですから、今後の活動の参考にできるものがあれば良かれと思っての提案です。まあ、基本的に50過ぎのオヤジヲタの戯言ですので気に入らない方は無視して頂ければありがたいです。
 
それでは、ツアーのレポートに散見された問題点を最初にピックアップしてみます。視点としては新規ファンの獲得・拡大を重視しています。
・ソールドアウトを重視するあまりに箱が小さすぎた会場があった。
チケットの完売というのは確かにインパクトがありますが、新規のファンにとってはライブハウスという会場そのものが高いハードルとなっている上に、立錐の余地もなく、メンバーの姿も見えないという環境で果たして新規のファンが楽しめるかは疑問です。特に女性、それも単独で参加しようという方にとってはきつい環境であろうと思います。
・物販スペースと実施方法にも工夫が欲しい。
ツアーファイナルの新潟県民会館で如実でしたが、物販にはもっとスペースと人員を割くべきです。もちろんファンに対するサービスの向上という意味でも大切ですが、物販こそが最もネギプロの売上に直接つながるものなのではないでしょうか。物販の仕方の不備や長蛇の列を見て、物販の列に並ぶのを諦める方が結構見られましたが、販売機会の損失は工夫次第で避けられるのではないでしょうか。
・できればラインダンスに加わりたくないという人にも配慮が必要。
ネギヲタとラインダンスは切っても切れないものというイメージがありますし、メンバーによるステージからの呼びかけもありますから、オールスタンディングの会場ばかりでなく、県民会館のような着席式の会場でもラインダンスに参加するのが必須という雰囲気が出来上がっていますが、ネットでの意見を見ると、少数ではありますがラインダンスは遠慮したいという層の存在も確認できます。そういった方々がライブ会場へ足を運べる環境も必要でしょう。
 
Negiccoのメンバー個人にも課題はあるかと思います。
・Nao✩ちゃん
ボーカルに関してはメンバーを引っ張り、カバーするなどして活躍していますが、ライブが連続した時の疲れはやはり声に影響してしまうようです。そして、暴走気味のMCもファンからは愛されていますが、新規のお客さんが置いていかれるという思いを持ってしまっては意味がありません。
・ぽんちゃ(Megu)
会場を盛り上げようという姿勢と行動は素晴らしいと思います。気になるのは歌の方で、一部の歌唱パートで音程の乱れが見受けられます。全編に渡るダンスをこなしながらで大変とは思いますが、音程の乱れは耳に入ってくるときになってしまうものです。
・かえぽ(Kaede)
やはり最大の注意点は声の裏返りでしょうね。今回のツアーではそれが少なくなって、非常に聴きごたえのある歌声になっているという感想が多かったのですが、声が裏返りさえしなければという条件付きを早くなくしていただきたいものです。それと県民会館では歌い出しの声が小さすぎた印象がありましたが、これはマイクか音響調整の問題でしょうか。
3人には失礼な感想かもしれませんが、ネガティブではなくあくまでも前向きなポジティブな方向性を持った意見ですのでお許しを願いたいと思います。
 
続いてリリースイベントで考慮に入れなければならない問題点。
・今回はミュージックカードがないということ。
オリコンの集計方法に修正があり、ミュージックカードの売上はオリコンの集計に含まれないことになりました。前回のシングル「光のシュプール」の売り上げのうち、ミュージックカードの割合がどれくらいかはわかりませんが、4種類発売されたこともあり、かなりの割合が売上に占めているのではないかと思われます。だからといって前回の初動2万枚を下回った場合は「Negicco来てる」と言い切れない状況が生まれてしまいます。
・リリースイベントへの力の入れ方が物足りなかったという見方もある。
ほかのアイドルユニットのリリースイベントと比較した場合に、その回数、開催地、密度といった点で物足りなさを感じるという意見が見られました。関東エリアであれば一日に2会場での開催も可能でしょうし、リリースイベントを前倒しにして、もっと地方への攻勢をかけるべきという意見もありました。
・相変わらずタワレコが販売アイテムを枯らしてしまうことがあった。
リリースイベントで販売機会を失う商品の欠品などを起こすことはあってはならないことです。その辺の反省が生かされていない会場もあったようです。
 
長くなってしまいましたので、今回は問題点の抽出にとどめて、今後の活動指針などの提案については次回に回したいと思います。
※本当にいちヲタの戯言ですので、参考に出来ると考えた場合のみ記憶に残し、そうでなければ記憶から抹消して無視して頂ければよろしいかと…。