その2 新潟明訓高校新キャンパス

 サイクリングコースのひとつに自宅から南に走り、亀田町を通過して横越町まで行って戻ってくるコースがあります。
そのコースの途中、JR信越亀田駅の近くに現在建設中なのが、私立新潟明訓高校の新校舎です。
新潟明訓高校といえば、水島新司氏の人気漫画「ドカベン」で登場する明訓高校のモデルとなった学校で、現在は新潟市内に校舎があり、その隣にある白新中学に通っていた水島氏が入学を憧れていた学校でした。
家庭の経済的事情もあって、高校進学を諦めた水島氏でしたが、その気持ちを自作の「ドカベン」で登場する高校の名前に使用することで表したわけですね。
ちなみに新潟明訓高校は私の母校でもあります。
さて、新築中の校舎は教室棟が2棟、体育館、そしてその横にグラウンドが造成されていました。
学校に併設された土のグラウンド、明訓の卒業生にとっては夢のような話です。
現在の校舎にはグラウンドがありません。アスファルトで固められた中庭があるだけです。
新潟県内では競合として有名な野球部のグラウンドは校舎から約10kmも離れた場所にありました。
部員は毎日放課後、そこまで走っていって練習していたのです。
新しいグラウンドには夜間照明用の照明塔も設置されていました。
学習環境も、スポーツなど部活の環境を大幅に良くなることは想像に難くありません。
ただ、今までの新潟市中心部といったロケーションが、郊外への移転ということで学生の募集にどのような影響が出てくるのか気になります。
いつもそんなことを考えながら工事現場の横を走っています。