「僕と彼女と彼女の生きる道」第6話

 今日も美山加恋演じる凛ちゃんに目は釘付けです。
目の動きや啜り上げる泣き方など、本当に台詞のない場面での演技が上手いですね。
それにしても先週の予告には騙されてしまいました。
飛び降りるのは父親ではなく井上部長だったんですね。
会社に残った井上部長が部長席で、禁煙していたタバコに手を伸ばした瞬間に分かってしまったのですが、草磲演じる小柳の退職を一番痛手に感じていたのは井上部長だったわけです。
常務への昇進競争に勝ったとしても、その後は取締役会における戦いが待ち受けているのは確実で、自分の意を汲んで動いてくれている小柳を腹心にと頼りにしていたのでしょう。
今後の孤独な戦いを耐えられなく思ったのでしょうか。
現実の世界でも人は見かけによらず弱いものです。
私自身にも当てはまることですが、頑張らなくてもいいから心を痛めつけることのないよう、適度なストレスの発散に努めましょう。