拉致被害者記者会見

北朝鮮訪問後の小泉総理の記者会見を受けての拉致家族5人の会見ですが、どう見ても報道に名を借りた暴力にしか見えませんでした。今日のような結果を受けての曽我さんへの質問が、なぜ似たような質問の繰り返しになってしまうのでしょうか。
どうせ小泉総理を責める言葉を引き出したいのでしょうが、イラク人質事件における家族会見後の惨状を知る拉致家族の方々が、政府を責めるような発言は出来ないに決まっています。
曽我さんは、記者会見の最初での所感表明にとどめて、他の質問はキャンセルされても構わなかったと思います。
そんな失礼な質問に対して声を荒げることもせず、静かに言葉をかみ締めながら答えようと努力される姿には痛々しさを感じずにはいられませんでした。