アルビは新潟県、特に新潟市近郊の住人にとっての重大な関心の対象となっているため、地元のタウン誌はアルビ関係の記事を外すことは出来ない。そんな中で女性を読者とする「CARREL」（新潟日報社）のインタビューの質が高い。
毎回アルビ選手２名（今月号は松尾とホベルト）のインタビューが載っていますが、インタビューの内容と質問の流れ、選手の答えの聴き起こしと文章化が上手い。ラジオやテレビでインタビューするアナウンサーに見習ってほしいほどです。女性向のタウン誌ということで難しいことを質問しているわけでなく、サッカ−のこと、チームのこと、選手自身のことの質問のバランスが見事なのと、くだらない質問が一切排されているうえで、選手の回答を上手く文章化しているために、読者にとって非常にわかり易く面白いインタビュー記事となっているのです。
特に今月号は反町監督のインタビューがプラスされているのですが、これがまた実にいい仕事をしています。他のインタビュー記事からは感じられない反町監督のリラックスした答えが新鮮です。
女性向ではありますが、外食好きの方ならば他の記事も男性でも楽しめる内容になっていますので手にとって見る価値はあると思います。
