閉店

先日から何回か取り上げてきた近所の書店の話ですが、今日書店に行ったところ店頭に「6月14日を持ちまして閉店させていただきます」の張り紙が貼られていました。店長さんと話をしてみると、税理士さんから最後通告を受けて決意したとのこと。仕方ありませんね。しかしこの店が閉店してしまうと、自宅から歩いていける範囲に書店がなくなってしまうことになりショックです、同じ範囲内に古書店新古書店は3店舗もあるのですから変な話です。書籍に関しては新刊書店に並ぶ量より、古書店の店頭に並ぶ量のほうが多いという明らかに間違った方向に進んでいるような気がします。コンビニ偏重の雑誌流通がもたらした中小書店の悲劇は、めぐり巡って出版社、取次ぎの首を絞めることになるのではないでしょうか。