アルビレックス新潟 2−0 FC東京

ホーム開幕戦でアルビの戦士たちは、前節の大敗にもめげず自分達のクラブを信じる4万人のサポーターを魅了する勝利をプレゼントしてくれました。それも今期のアルビが目ざすサッカーを体現してみせるという最高の形で。
今季チーム初ゴールが寺川というのも、走り回るアルビを象徴している感じで嬉しいですし、エジミウソンのボールを奪ってドリブルでもち込んだ2点目も見事でした。とにかくアルビは全員が素晴らしい運動量を見せてくれました。特に鈴木慎吾の神出鬼没の攻撃、海本幸治郎のオーバーラップを始めとして、各選手が前線から激しいチェックでボールを奪いに行き、守備陣は集中力を欠けさせずに確実なボール処理を行なうなかで多くのチャンスが生れ、FC東京のGK土肥のスーパーセーブに阻まれながらも2得点をあげることとなった攻撃は見ごたえのあるものでした。新人の中野の仕事振りも見事で、ペナルティエリアでのあと1歩足が伸びる感じの守備やオーバーラップに可能性を見せてくれて今後が楽しみです。
川崎戦での惨敗にネガティブになるサポーターの多い中、前半の20分のアルビの戦い方に面白さと可能性を感じた数少ないサポーターの方々、あなた方は正しかった。