アルビレックス新潟 4−2 清水エスパルス

中断前最後のリーグ戦でしたが見事な勝利でした。
前半はアルビ、エスパルスともに中盤で激しくボールを奪い合いますが、若干エスパルス優勢で進み、アルビの決定機はほとんど訪れませんでした。ところが前半終了直前に得た初のコーナーキックを鈴木(慎)が蹴り、ニアに飛び込んできた三田が頭で合わせて先制します。三田は嬉しいJ1初ゴールとなりました。
後半は徐々にアルビのペースとなり、選手が縦横無尽に動き回りエスパルスにプレッシャーを掛けまくります。効果てきめんでエスパルスDFのミスを誘い鈴木(慎)が2得点、ファビーニョが嬉しい今季初得点ミドル。2失点は残念でしたが、そこがアルビらしさともいえましょう。中野が与えたPKですが、体格的に劣る彼のディフェンスは身体の寄せに頼る部分が大きくなるので仕方ないことかもしれません。経験がカバーしてくれると思うのですが新人だけに過大な要求はすべきでないと思います。
エジミウソン、本間のレギュラー陣を欠きながら中断前に勝ち点20に達することが出来たのは上出来でした。勝ち点を稼いだだけでなく、試合を通じて若手の成長が助長されたのですから出来過ぎかもしれませんね。