僕の歩く道 第3回(火曜日放送分)

輝明(草磲剛)の兄夫婦の型にはまったようなリアリティのなさは残念。特に妻の真樹(森口瑶子)と息子の幸太郎(須賀健太)のあまりにもステレオタイプな演出は?という感じです。都古(香里奈)の不倫については彼女を聖人君子として描かないための方便だと考えれば納得もいきますが…。輝明の演技がしっかりしているだけに、逆に回りが浮いてしまっているような印象が否めません。それにしても無(乏しい)表情の演技って大変でしょうね。出演者(幸太郎も含む)と輝明との関わりの部分での演出、特に妹のりな(本仮屋ユイカ)の演出・演技は見事なだけに、それ以外の部分との落差が気になってしまいます。テーマがテーマだけに全体のリアリティも追求していただきたいものです。