セクシーボイスアンドロボ 最終回(火曜夜放送分)

ホテルに出る幽霊を追い払うよう真境名(浅丘るり子)の依頼を受けて部屋に入ったニコ(大後寿々花)とロボ(松山ケンイチ)の前に現れたのは三日坊主(中村獅童)だった。三日坊主は自分が死んだことを理解できずにこの世にとどまっていたのですが、ニコとロボに出会って彼らとのことを思い出すことにより、自分が死ぬまでの間間違いなくこの世に存在していたのだということを実感してこの世から旅立っていきました。そして地蔵堂の社長・真境名とよっちゃんも旅立っていきます。地蔵堂がなくなって仕事の依頼のなくなったニコとロボも自然と会うことがなくなってしまう。ニコは姉・一海(村川絵梨)のロボとのデートをセッティングしながら、心配で清掃のおばさんに変装して後を追いかけるほどロボのことを気にかけていたのに・・・。温かいことは暖かかったけれども少々寂しさを感じさせられる終わり方でしたね。ドラマ好きには評判が良かったものの視聴率的には本当に苦戦を強いられたドラマでした。主人公役の大後寿々花松山ケンイチ知名度的には地味だったからかもしれませんし、時効警察ほどのカルト的なドラマ作りがされてなかったからかもしれませんが私自身は楽しませてもらいました。木皿さんの次なる作品に期待させてもらいたいと思います。