特急田中3号 最終回(昨夜放送分)

先週のHDDトラブルで話の流れが見えなくなっていましたが、照美(栗山千明)のような派遣OLの地方出向話ってありえない展開ですね。彼女の将来を思って一郎(田中聖)は一方的に別れを告げ、自分の旅行会社を作ろうと花形(塚本高史)と桃山(秋山竜次)を誘う。2人には本気にされませんが、大学を退学して資金作りのためバイトに汗を流し、旅行会社設立という夢に向けて突っ走り始める。その姿を見た花形と桃山も一郎の夢に乗ることを決心する。ぎこちなかった照美、琴音(加藤ローサ)、理子(平岩紙)と3人との恋も一歩前進し、北斗星に乗っての旅を楽しむことになる。ひとり遅れていた照美が途中の仙台駅から乗り込んでくる演出はバレバレでしたが、強風で決行した飛行機に代えて延岡から全て鉄道を利用し、仙台で北斗星に追いついた照美がやはり隠れた鉄子であったというオチはなかなかのものでした。それにしても平岩紙が回を重ねるごとに可愛くなっていく姿はこのドラマの演出最大の勝利ではなかったでしょうか。