女帝 第9回(昨夜放送分)

最終章であって最終回ではないところがポイント。薫(金子さやか)に刺された直人(松田翔太)の傷は思ったほど深くなかったが、医師が佐和ママ(かたせ梨乃)に告げた内容が気になります。梨奈(酒井彩名)は彩香(加藤ローサ)の銀座の女帝への道を邪魔しようと画策する。相変わらず梨奈が絡むと学芸会レベルの芝居に拍車がかかりますが、そこに登場する佐和ママの引き締まった演技の貫禄には圧倒されます。美濃村社長(泉谷しげる)が危篤との知らせが入り大阪へとタクシーを飛ばす彩香。死の直前に「女帝になれ」と言い残す美濃村社長でしたが、クライマックス的なシーンがあっさりと描かれてしまうのはこのドラマの仕様ですね。梨奈は彩香を陥れようと焦るばかりに動きすぎ自縄自縛に陥ってしまいました。彩香は独立することになり尾上総理(伊原剛志)が父であることを告白し彩香の店の保証人を引き受ける。いよいよ形としての女帝の条件が整ったわけですが・・・。いよいよ次週は女帝となった彩香が見れるのでしょうか。