4姉妹探偵団 第2回(昨夜放送分)

警察に自殺として処理された息子・栄一(の敵を討つために、勘違いして夕里子(夏帆)達の住む家に押し入った清子(大島さと子)の誤解を解くため調査を開始した夕里子は、事件現場で記憶喪失となった女性・白鳥早苗(前田亜季)を救けますが・・・。
赤川次郎原作のコミカルなミステリーらしさは十分に出ていて、トリックだなんだと難しいことを考えずに見ることができるのがポイント。というかそういう風に見るべきドラマでしょう。主要登場人物がほとんど地に足のついていないような行動をとりながら、結果的に事件解決に向かっていくというストーリー展開をどれだけ自然に見せるかが大切なのです。すくなくとも近田昌子(川島なお美)をゲスト出演させて、その瞬間に真犯人がバレバレになるようなキャスティングだけは避けてほしい。事件に巻き込まれて殺されるエステティシャンの原知子役で梅宮万紗子がゲスト出演するようなサービスでしたら大歓迎ですがね。それにしても夕里子はもちろんのこと、綾子(加藤夏希)、珠美(市川由衣)はそれぞれのキャラクターに応じた活躍を見せますが、長女の真理(中越典子)の役は余分だったかもと思うほどドラマの中でのポジショニングがハッキリしません。原作通り3姉妹にしなかったのは何故なのか、それが疑問です。