四姉妹探偵団 第4回(昨夜放送分)

国友(吉沢悠)たちが追っていた殺人犯・堀江(松澤一之)がファッションショーの会場に逃げ込み、偶然そこに居合わせた夕里子(夏帆)が人質に取られてしまいます。追い詰められた堀江は自ら命を絶ってしまいました。堀江に殺された室田(山田明郷)の妻でファッションデザイナーの春代(小沢真珠)は悲しむ様子も見せません。そんな中、堀江の娘・涼子(野波麻帆)が夕里子を訪ね、父は室田の財産を独り占めしようとしている春代にたぶらかされたのだという。涼子が真理(中越典子)の大学の同級生だったこともあり夕里子たちは事件の真相解明に乗り出すのでした。それにしても春代が事件への関わりを否定するものの、室田や堀江が死んだのは自分が死神に呪われているからだと主張するのが謎です。 そうして警察や夕里子たちが事件の背景を調べ始めるとさまざまな裏事情が明らかになってきました。毎回思うことですが作られた謎の複雑さや、わざとらしい犯人のミスリード。まさしく2時間サスペンスの手法で1時間ドラマを作ってしまっています。それが無理な詰め込み感を生んで、推理ドラマにあるまじき慌ただしい展開の原因になっているのが残念です。まあ、それも赤川ミステリの特徴であるので仕方のないことかもしれません。