補欠選挙に当選し上京した啓太（木村拓哉）ですが、上京するまでに議会や政治などについての基礎知識を上京までに教えていないということはどういうことでしょうか。マスコミからは国会王子と愛称をつけられるは、啓太の選挙プランナーだった韮沢（阿部寛）が啓太の東京の家に転がり込んでくるは、ひかる（加藤ローサ）が押しかけ秘書として転がり込むは、理香（深津絵里）は総務会長の神林から啓太の秘書になるよう命じられたりと、テンポ良く騒動の巻き起こるところが日本のドラマらしくていいですね。政治の世界の上下関係など全く頭にない啓太の行動と、総理大臣という立場へ登りつめる彼の姿をいかに上手く絡めて描くことができるかがこのドラマの肝なのではないでしょうか。ほら話をどれだけ気持ちよく見せることができるか･･･、出演者とスタッフの頑張りに期待したいものです。
