太陽と海の教室 第6回(月曜夜放送分)

不思議な言動を繰り返す真由(前田敦子)は両親から言葉の虐待を受けていると告白するのですが、櫻井(織田裕二)と若葉(北川景子)は両親から意外な事実を知らされます。真由の落としたレシートで「自殺入門」という書籍の購入を知った凛久(北乃きい)は、彼女に自殺願望があるのではと心配します。真由の心のSOSを感じ取った櫻井は彼女の不安を取り除くべく動きますが・・・、それにしても校庭の電飾はやりすぎでしょ。その後、実は「自殺入門」という書籍を購入したのが真由ではなく雪乃(大政絢)であることを八朗(濱田岳)が知るのですが・・・。
一方、湘南学園が抱える問題は受験科目に偏った授業による履修科目の不足により、それが公になると生徒達の卒業が困難になるという問題でした。この問題は現実では語り尽くされた感があり、いまだに履修科目の不足をきたすようなカリキュラムを組むような高校がありようには思えないのですが、このドラマは非常識が常識としてまかり通る部分があるので不思議なことではないのかもしれません。真由がクラス全員のメールアドレスを知っていたり、深夜12時過ぎに教師が、校長が、理事長が当然のように学校にいる非常識も含めて。
2週続けての思わせぶりなエンディング近くの凛久のモノローグのような演出もあざとさだけが印象に残ってしまい残念です。