長州征伐の準備が進まず大阪で足止めを食っていた家茂（松田翔太）が病に倒れ、当時の人々の寿命の短さと医療体制の不備を改めて痛感させられます。一方でお龍（市川実日子）とお近（ともさかりえ）の恋談義のような、現代風の演出が肩肘張らずに潔い印象を受けます。帯刀とお近の関係も今風に描かれていましたが、それも視聴率に影響しているのかもしれません。帯刀（瑛太）が京で囲った（囲われた？）かたちになっているお琴役の原田夏希は出演作は少ないものの、「はちみつとクローバー」の山田あゆみ役に続いて美味しい役を貰って頑張っていますね。
