[ドラマ]ハンチョウ〜神南署安積半〜 第5回(月曜夜放送分)

傷害事件の被害者・勝江(岸本加世子)が事情聴取の際に夫を殺したことを告白するという珍しい展開。夫からDVを受けていた勝江が店で刺されて倒れている夫を見つけたものの、救急車を呼ぶことができず夫を見殺しにしてしまったという事跡の念に駆られてとった行動で、ストーリーの流れ的にはこのドラマの時間枠に相応しい人情ものでした。ただ、本庁の刑事を登場させるのはいいのですが、それを定型的なお高くとまったバカに描写してしまうのには辟易してしまいます。なぜか日本の警察ドラマは、所轄と本庁の関係を非友好的にしか描けないようです。二人三脚で事件を解決するよう描いたのでは面白くないのかもしれませんが、そこを面白く演出するのが腕の見せ所のような気がするのですが・・・。