天皇杯4回戦 アルビレックス新潟 3−1 明治大学

ベストメンバーで臨んだアルビでしたが、前半からリズムを作り出して攻める明治大学に押されるシーンが目につきます。それでも先制点はアルビ。左サイドでパスを受けたジウトンがDFを一人かわして低いクロス、それに対応した大島の低い体勢からのヘディングがゴールネットを揺らしました。その後も攻めるのは明治大学という形が続きましたが、ここまでエコモードで目立たなかったマルシオ・リシャルデスが絶妙なパスを通して、矢野貴章が落ち着いてシュートを決め2点目。その後もアルビは攻めつづけられながら前半を終えます。
後半開始早々ジウトンのクリアミスから失点してしまいますが、その後も受けに回る時間帯が多いアルビには困ったもの。もう少しJ1としての格か余裕を見せつける試合を見せてほしいのですが、相手なりに戦う癖のアルビには難しいのかもしれません。それでも少ないチャンスを活かして64分に矢野貴章がこの日2点目のシュートを決めて再び2点差。ここにきて明治大学の攻勢も一段落という感じにはなりました。それでも怖いシーンも何度か見られましたが、さすがの明治大も前半ほどの運動量を見せることは出来ず、アルビが逃げ切りに成功しました。先週の磐田戦と比較してしまうと物足りなさ満点の試合ではありましたが、それでも勝ちきってしまったアルビにプロのしての強さが感じられる試合でした。試合終盤に負傷退場してしまった本間が心配ですね。