表紙と巻頭は水川あさみ。クールなビジュアルに笑顔が浮かんだラストのカットが素晴らしい。彼女の場合はクールと柔和を上手くバランスさせると素敵なグラビアに仕上がります。
柏木由紀もＡＫＢ４８グラビア隊として高い資質を備えていると思いますが、頭と身体のバランスが崩れて見えるカットが見かけられます。ポージングとアングルには十分注意してもらいたいものです。
甲斐まり恵が水着姿皆勤ということで、いい具合にチョイ熟女の色気が感じられる仕上がりです。でもアラサー軍団のベテラン勢で一杯のグラビア界に参戦する必要はありません。同じ土俵（水着姿）で戦う必要はないのです。
黒川智花の話題の写真集からのカットはバストトップが見えるわけでもなく、アイドル色の残った美しめの撮り方であるのが好ましい。思い切ったなあという印象が強いものの、果たして有効に生かすことができるでしょうか。菅野美穂のように写真集を良い思い出とすることができるようになってほしいですね。
で、問題は藤井美菜の袋綴じなのですが･･･。彼女に似合わないと思っていたら彼女もセミヌードを撮っていたんですね。ただ、全体的な色調も彼女の表情も暗めなのが残念です。それとは関係なく彼女のグラビアと袋綴じのイメージは相容れないものがあります。袋綴じというものの扱い方を間違えてしまっているのではないでしょうか。
