sabra 2月号

今回のグラビアはモデル系を大幅にフィーチャー。
波瑠女性誌モデルらしい透明さをもちながら、グラビアアイドル的な見せ方にも対応できる雰囲気を持っています。
矢野未希子のカットの発色もポージングも女性誌系ですが、グラビア的にもナチュラルな魅力が伝わってきます。グラビアアイドルとは違う新鮮さが感じられます。
伊藤寿賀子、米本さやか、森下まいのコラボは彼女達の私服でのセルフプロデュース。ランジェリー姿や手ブラなど頑張っていますが、モデルっぽくないところが良いのかもしれません。
奥間唯、大杉亜依里のコラボは新人らしくカメラに向ける表情が固まっていない感じが初々しい。きっと仕事をこなしていく内にもっといい表情を浮かべるようになるのでしょうね。
鈴木亜美・亜耶の双子姉妹の小悪魔的なビジュアルは面白いが、やはり女性誌のそれも読モの雰囲気が強く、男性誌グラビアとの相性はあまり良くないのではないでしょうか。
福長優も初グラビアで手ブラを披露。モデルさん達は意外に度胸があって手ブラもものとしない方が多いようです。明るいランジェリー姿やブリーフ姿が意外に魅力的。
田母神智子もランジェリー姿をたっぷり、モデルに対する期待はこちら方向なのでしょうか? でも彼女の場合はそれが上手く似合っていたように思います。
西舘さをりのぷっくりとした唇が魅惑的で良いのですが、白い水着と肌が溶け込んでしまうような照明の当て方は如何なものかと。
グラビアアイドル系も多数登場。
表紙にも登場した杉本有美はいつと違ってかなりシャープなイメージ。あまりにクールな表情は違和感があって似合いませんが、ウィッグをつけたカットの表情はいきいきとしていて気に入っています。
西田麻衣は柔らかそうな胸と表情のつけ方が合っていないような印象。もっと柔らかな表情を浮かべた方が似合うのではないでしょうか。
青島あきなも笑顔を封印してしまったカットばかり。彼女の場合はナマドルというキャラクターが確立しているのですから笑顔は必須でしょう。
Aira Mitsukiの場合はアーティストなだけにグラビアというよりは写真館で撮った記念写真といった趣き。読者にとってというよりも本人にとっての記念となるような仕上がりでした。
Mari Eriは看護婦&アイドルという双子姉妹。頑張っていますが年齢的(26歳)に優木まおみのように遅咲きブレイクできるかどうかは疑問です。
京本有加のコスプレ系不思議グラビアは彼女独自の世界。グラビアで笑顔を見せない彼女らしいコンセプトではないでしょうか。
富樫あずさは瞼の下に疲れを感じさせなければ素晴らしい仕上がりだったと思われるだけに残念。特に前半の1P大カットはインパクトがあって良かった。
多田あさみお菓子系のイメージを払拭するかのような仕上がり。シャープでクールなビジュアルが似合っています。いい感じに成長してくれていますね。
鎌田紘子は「ランク王国」で目一杯頑張ってしまっているので、グラビアでどんなに頑張っても地味に見えてしまうのが惜しい。
中川杏奈はM字開脚も含めてセクシーなコンセプトのカットが並びますが、淫靡になり過ぎないところが好ましく感じられます。このバランスを保っていってほしい。
丸高愛美は一瞬モデル系かと思わせるようなポージングが目立ちます。そう見えなくもないビジュアルとスタイルが彼女の魅力でしょう。
手島優は自慢の胸を上手く見せるポージングに問題はないのですが、加齢感を表に出してしまうメイクは失敗ではなかったでしょうか。
椋名凛は大胆なTバック手ブラにチャレンジ。香港で人気があるそうですが、このグラビアを見る限り日本でも人気が出そうです。積極的にグラビア展開していってほしいですね。
守永真彩は今月号の中ではピュアさが際立っています。面積少な目の水着を着けても笑顔でピュアなイメージを築き上げられるのは強力な武器になるでしょう。
佐山彩香も惜しいかなライトを当てすぎて顔が白飛びしてしまう直前の感じのカットが散見されます。カメラマンは背景と水着、そして肌の色のバランスというものを考えないのでしょうか。
高篠京はタイトルの京絵巻とは全く違う肉食系女子のイメージで撮影されていますが、ビジュアルをよく見ると普通に美少女系です。ただし書かれているように妹系には見えませんでした。
岡本果奈美の方が妹系な雰囲気を漂わせています。大胆なポージングでも可愛さとか可憐さが目立つのが彼女の売りものでしょう。
川原洋子の潔い大開脚姿のインパクトは大きい。さすが着エロ系で一時代を築いた女性です。
明日香は見開きと1P大の2カットのみ。カットは大きいもののコメントするには情報が足りない感じ。整った顔立ちは印象的です。
吉川このみの見せるコケティッシュな笑顔は魅力的。適度なセクシーさと明るい笑顔というグラビアの王道を見せてくれました。
稲垣慶子は顔のポージングに変化が乏しくパターン化しているのが残念でした。
付録DVDのメイキング映像は小松彩夏原幹恵伊藤由奈真野恵里菜、紗綾、熊田曜子池田夏希たかはし智秋上原美優折原みか、杉原有美、MariEri、椋名凛、川原洋子とボリュームたっぷり。小松彩夏はいつものようにビジュアルとスタイルが高水準でバランスの取れた存在感をアピール。撮影コンセプトによるものか楽しそうな表情が少ないのが残念。原幹恵嬢王テイストの衣装でハニーフラッシュを求められていたのに苦笑。ドレスを脱ぐと凄いんですという感じのボディが相変らず見事。伊藤由奈はあくまでもシンガーなので膨らんで見える顔のカットがあったとしても仕方ないかなと。真野恵里菜のメイキングはまだまだなれない感じで、本人にとって新鮮な感じが伝わってきて気持ちいい。対照的に紗綾は慣れた感じでポージングも決まっています。自分なりに撮影を楽しむ余裕が感じられますね。安心してみていられる映像です。熊田曜子はスタイルの完璧さは変わらず、ビジュアルのみ金属疲労が見えるのが残念。早めに次の活躍フィールドを固めておく必要があるかと・・・。池田夏希は個人的にはビジュアルに魅力を感じません。ボディなどは十分に魅力的だと思うのですが・・・。事務所が珍しく再プッシュしていますが効果の程はいかがなものでしょう。たかはし智秋は「待ってました姉さん」という感じの映像。声優という肩書きがなくとも十二分に魅力的でセクシーです。上原美優も大家族貧乏アイドルという肩書きはグラビアに必要ありません。普通にグラビアアイドルの仕上がりになっています。ただ彼女の活動のメインはバラエティにおけるトークにおかれるべきだと思います。折原みかは一時の不健康なまでの痩せ方ではなく、程よいお肉が付いてきている感じでホッとするのが最初の印象。彼女の場合はいつ激痩せするのかが心配な存在です。その他の皆さんはショートバージョンに月コメントは省略させていただきます。滝沢乃南の「アイドルふるさと紀行」完全版は埼玉の鉄道博物館を楽しんだり、醤油工場を見学したりしてのふるさと訪問。見た目と正反対の幼い話しっぷりが新鮮です。母親のインタビューが収録されていたのにはびっくりです。
sabra (サブラ) 2010年 02月号 [雑誌]