ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q

駐車場に車を停めるのに手間取って、予告編途中の入場になりましたが、公開初週とはいえ平日なのに9割を超える入りはなかなかのもの。作品の方は良くも悪くもヱヴァンゲリオンで、製作者側はなんでこんなに自信満々で、観客を手玉に取るようなストーリーとクオリティの映像を提供できるのだろうかと感心して見ていました。いかにも来週に続きが放送されそうなエンディングや、本当かと全然信頼感の無い予告編など含めて、「次回は満足させてやるから今回はこのくらいのクオリティで満足しておいてね」と言われているような印象。そんな製作者の手の上で転がされているような感覚も悪くはありません。後はあまり待たせないことと、ちゃんと結末を描いてくれることを願うばかりです。
蛇足ですが、苦悩するシーンだけビジュアルが14歳齢を取ってしまうシンジくんは残念でした。