NegiccoワンマンライブＤＶＤ-BEST OF Negicco-（12/19発売）

今年3月17日に初めてのベスト盤「Negicco 2003〜2012 -BEST-」発売を記念して、渋谷SOUND MUSEUM VISIONで行われたワンマンライブが映像化されて発売されました。

実は今この時間にもNegiccoのワンマンライブが代官山UNITで開催されているのですが、東京へ行けない私はNegiccoのＤＶＤを視聴。これでも十分に幸せな気持ちになれます。素晴らしいNegicco効果。
ＤＶＤはライブ直前の楽屋での３人それぞれの決意表明からスタートし、connieさん制作のオリジナルSEから、１曲目の「恋のEXPRESS TRAIN」への繋ぎは鳥肌もの。映像も当時のU-stream放送のものとは別物で、歌っている３人の表情が良く捉えられていますし。音の面では最近の彼女たちのライブの特徴でもある曲間の繋ぎの素晴らしさが堪能できます。一気に「GET IT ON！」「My Beautiful Life」「アノソラヘ」４曲連続で披露の後の自己紹介のＭＣとソロコーナーは省略され、その代わりに楽屋での映像が挿入されています。再びステージの映像に戻ると、衣装を着替えた３人のパフォーマンスがスタート。「Summer Breeze」から名曲「SKY」と、個人的に大好きな「スウィート・ソウル・ネギィー」への連続が堪らない。そしてconnieさんによるSEを挟んで衣装をチェンジすると、「Party On The PLANET」「ニュートリノ・ラブ」と畳み掛けます。この頃になると彼女達もかなり汗だくになってきますが、それがまた神々しさを感じさせてくれます。前半を終了してのＭＣの際には来場したネギオタさん達が大勢晒されていました。緩いＭＣと振り付け指導の後に「僕らはともだち」、さらには「完全攻略」で会場と一体化。そして「Falling Stars」のバラードバージョン。ここでカエポの声が不安定になるのが本当に残念（ボイトレを始めたのはこの後でしたもんね）。アンコールはネギＴシャツにデニムのショートパンツ姿で、「EARTH」「トキメキ★マイドリーム」、そしてエンディングとは思えない緩いＭＣの後に「圧倒的なスタイル」を一気に歌い上げました。サイン入りのプラスチックボール投げはもちろん、会場内がひとつになったラインダンスは最高でした。
終演後の楽屋の様子が良い余韻になっていました。エンドロールでの嶺脇社長の登場にはびっくり。
途中、彼女たちがソロで歌った石田よう子の「乙女のポリシー（Megu）」、Buzyの「一人一途（Kaede）」、高橋瞳の「青空のナミダ（Nao☆ソロ）」の映像が省略されたのは権利関係の問題かもしれませんね。
終始笑顔を振りまきながらのワンマンライブ。歌唱やスタミナなどに課題も見られましたが、その後のワンマンなどでは努力の結果が表れています。まだまだ伸びシロを感じさせてくれるNegiccoの中間報告のようなライブＤＶＤでした。
※ジャケットには収録時間が134minになってますが、正しくは94minです。