Negicco DVD「LIVE & LIFE」(4/7発売)

LIVE & LIFE Negicco 2014-15 Winter [DVD]
Disc2の「Documentary of Negicco -2014-2015冬-」から見始めました。「サンシャイン日本海」がオリコン週間ランキングの11位に終わったことを受けて、改めてオリコンに挑戦する「光のシュプールのリリースイベント、11/30の大阪/梅田から映像はスタートします。12/1の愛知/名古屋、12/2の新潟/長岡、12/3の東京/錦糸町、12/4の東京/新宿、同日の新宿ロフトプラスワン、12/5の東京/鍋フェスティバル、同日の東京/池袋、12/6の千葉/柏の葉、12/7の東京/渋谷および新宿とリリースイベントのすべての会場を記録。楽屋や移動の模様の映像とともに、メンバーのコメントが随所にちりばめられています。基本的にネットに上がったレポートでしか知ることのできなかったリリースイベントの模様を垣間見ることができて良かった。って在宅派を気取ってないでイベントに参加すればいい話なんですが…。色々と諸事情がありまして不義理を重ねております。
ランキング発表当日の12/8は新潟で迎えたNegicco。5位という結果に大喜びする彼女たちの姿に見ているおじさんもまたまた涙します(いつもながら涙もろいです)。
12/11に新潟で開催されたありがとうございました!会と12/12の東京でのありがとうございました!会でのNegicco、ファン共々幸せそうな笑顔と、さらに上を目指そうと決意を新たにするスタッフとNegicco。新たなステップに立った彼女たちに頼もしさも感じました。
12/13のT-Palette感謝祭ではオリコン5位を祝す横断幕が登場するなどしてお祝いムードの続く中、Negiccoは2ndアルバム「Rice & Snow」の発売に向けて動き出します。12/30には東京で先行試聴イベントを実施しますが、この映像で惜しかったのは、初披露された新曲に対するファンの反応が抜けていたこと。おそらくは結構衝撃的な新曲の内容だったと思うのですが、それに対する反応が見られなかったのは残念でした。
12/31の夜からの船上カウントダウンイベントでは少ない時間の映像ながら、色々なプレッシャーから解放された中でのイベントの楽しさが伝わってきて、見ているこちらもホッとしてしまいました。
2015年を迎えて1/4、白山神社に初詣?したNegiccoは、全国ツアー成功を祈願した絵馬を奉納。お約束のぽっぽ焼きを購入して食べ歩き。全国ツアーの千秋楽を迎える場である新潟県民会館まで足を伸ばします。そこで彼女たちそれぞれは何を思ったのでしょうか。
そしてエンディングは東京/恵比寿LIQUIDROOMの楽屋へ。いよいよワンマンライブのスタートです。
ということでDisc1のLIVEパートを再生します。
1/25に恵比寿LIQUIDROOMで開催されたワンマンライブは全曲バンドをバックにしたパフォーマンス。バックバンド「NegiBand」のメンバーは河原太朗(Key / ampel)、石井浩平(B / Alaska Jam)、北澤仁史(G / from a novel)、山下賢(Dr / Mop of Head、Alaska Jam)、永田こーせー(Sax)、真砂陽地(Tp)の6名。ホーンセクションが加わったことによりカラフルな演奏にさらなる彩りが添えられました。
セットリストは

01. トリプル!WONDERLAND
02. ニュートリノ・ラヴ
03. 二人の遊戯
04. スウィート・ソウル・ネギィー
MC
05. クリームソーダLove
06. 新しい恋のうた
07. My Beautiful Life
08. ライフ・イズ・キャンディ・トラベル
MC
09. 恋のEXPRESS TRAIN
10. ルートセヴンの記憶
11. 君といる街
MC
12. ネガティヴ・ガールズ!
13. 圧倒的なスタイル
14. パーティーについて。
15. ときめきのヘッドライナー
Enc.
16. 光のシュプール
17. さよならMusic

2ndアルバム「Rice & Snow」に合わせた衣装で登場したメンバーが、バンドの演奏に合わせてパワフルかつカラフルな歌唱を披露。普段のパフォーマンスとはまた違った魅力を発揮してくれています。彼女たちがこのワンマンライブに込めた想いが伝わって来るような素晴らしいパフォーマンス。ライブスタート後すぐに汗がきらめくような熱いヴォーカル、ダンス。そしてそれをサポートするNegiBandのパフォーマンスも、前回(昨年10月)の東京・UNIT公演「Road of Negiiiiii 〜Negicco One Man Show〜 2014 Autumn -Day Two- 〜Band Set〜」を踏まえて、さらに進化した演奏を聴かせてくれました。当然のことながら集まったファンの熱気もそれに負けないくらいの熱さを持っています。普段NegiccoのCDは愛車の中で聴いているのですが、DVDはさすがに車の中ではなく自室のモニターとサラウンドシステムで視聴することになったのですが、こればっかりはこうした形で聴くのが一番ですね。もちろん映像を見るためにもモニターが必要ですが、会場の音圧を少しでも感じるためにはカーオーディオでは力不足で、スーパーウーファーを備えたサラウンドシステムによって、その音圧の一部でも感じられたのではないかと思います。
曲が進むにつれてNegiccoにきらめく汗の量も半端ではなくなり、特別な音空間を形成し始める恵比寿LIQUIDROOM。それを多幸感という言葉で表す方もいらっしゃいますが、まさしくNegiccoとNegiband、そしてファンのすべてが幸せを分かち合っているという、アイドルの現場でも希な空間がそこに在るという奇跡を、DVDを見ることによって追体験できるという幸せを私もまた味わっていました。この時ばかり(DVDを再生している90分間)は雑然とした私の部屋が幸せという神々しい光に包まれた空間としての存在を許されていました。
披露された曲のどれもが素晴らしいものでしたが、グランドピアノの生演奏をバックにして、Negiccoのコーラスワークで聴かせた「恋のEXPRESS TRAIN」「ルートセヴンの記憶」はさらに特別で、Negiccoの持つ魅力を見せつけるようなものになっていました。先日の金沢21世紀美術館でのユメトコスメ・長谷泰宏さんのグランドピアノ演奏によるライブでもそうですが、Negiccoとアコースティック楽器との相性の良さには格別のものがあるようです。
もはやエンディングでなくても演られるようになった「圧倒的なスタイル」では恵比寿LIQUIDROOM全体が波打つようなラインダンスが実に楽しそう。これを苦手とする方がいらっしゃるのも理解できますが、実際に恵比寿LIQUIDROOM全体が波打っているのを見ると、Negiccoにはなくてはならないものなんだと改めて実感させられました。
アンコール前のツアー後半戦発表で、東京会場が赤坂BLITZ、そして最後の新潟が新潟県民会館大ホールと発表されての大盛り上がり。興奮素のままにアンコールの2曲を終えてやりきったという充実感をたたえたNegiccoの顔は神々しいばかり。
連続して2枚のDVDに渡り、3時間以上のNegiccoを堪能した私の心も充実感でいっぱい。最高に幸せな休日を家で過ごすことができました。おそらくは今後繰り返して再生されていくであろうDVD。本当にコストパフォーマンスの高い映像ですので、私のBLOGを読んで似た感性をお持ちと思われる方は、是非手に取っていただきたいと思います。