アップアップガールズ(仮)対バン行脚(仮)〜新潟決戦 VS Negicco〜「PigooHDチャンネルレポート」

待望のアルバムをリリースし、勢いにのる7人組アイドルユニット、アップアップガールズ(仮)ですが、タワーレコードの嶺脇社長は「戦いが足りない」と、地方を拠点とするアイドルグループのホームへの乗り込みを指示し、完全アウェーでの対バンライブ行脚が企画されました。その第1弾が2/24に新潟LOTSで行われた「アップアップガールズ(仮)対バン行脚(仮)〜新潟決戦 VS Negicco〜」です。今回はそのライブの模様が2時間枠で放送されました。
先攻はアップアップガールズ(仮)。ライダースーツ風の衣装で登場。「イチバンガールズ」という高速ロック・チューンからスタートし、自己紹介の後「マーブルヒーロー」「バレバレI LOVE YOU」とハイテンションで飛ばしまくります。続いてややミドルテンポの「Beautiful Days!」、MCを挟んで当時の新曲「SAKURA DRIVE」と「リスペクトーキョー」を披露。後半は最近のライブでは定番となっている「チョッパー☆チョッパー」「アッパーカット!」「お願い魅惑のターゲット」と押しまくります。そして最後は切なさも感じられる「ストレラ〜Straight Up〜」でした。
圧倒的な声量と、尽きることのないスタミナを見せつけるようなダンスは素晴らしい。ただ、アラフィフのオジサンにはライブに参加することを考えると体力的に若干きつい印象(彼女たちのパフォーマンスを褒めこそすれ否定するものではありません)。ライブに参加したファンと一体化したパフォーマンスを見せる曲が多かったので、基本的にライブ向きのユニットなのだと思います。元気とパワーを貰えるライブでした。
後攻はNegicco。バスドラが力強くビートを刻むライブハウス向きな「あなたと Pop With You!」からスタートすると、先ほどまでと雰囲気ががらりと変わって、すぐに会場がNegiccoの音空間に変貌します。ぽんちゃのヴォーカルがかわいい「トキメクMERMAID」ではダンスも同様に可愛くなっています。自己紹介を挟んで「僕らはともだち」で会場の観客に手振りや手つなぎなどを指導して、会場と一体化したパフォーマンスを見せます。そして当時の新曲「.愛のタワー・オブ・ラヴ」から、歌詞の2番パートだけで構成されたユニークな「2番メドレー〜ガッター!ガッター!ガッター!〜ねぎねぎROCK〜スウィート・ソウル・ネギィー〜ネギさま!Bravo☆〜GET IT ON!〜ガッター!ガッター!ガッター!〜」を披露。MCを挟んで後半戦は「ニュートリノ・ラヴ」「アノソラへ」とビート感あふれる曲が続き、会場全体がタオルを回す「トキメキ☆マイドリーム」へ。ここで彼女たちのマイクの音が上手く拾えてなかったのは残念。続いての「完全攻略」ではおにぎりの被りもので登場し、サイン&コメント入りのカラーボールを大量に会場に投げこんでいました。最後の曲は新曲のカップリング曲「パーティについて。」で締めました。
対バンライブの最後はNegiccoアップアップガールズ(仮)のコラボで「圧倒的なスタイル」。会場が一体化したうねるようなラインダンスの波が幾重にもできて、素晴らしいエンディングとなりました。
対バンという形式ではありましたが、Negiccoの性格からか対決的要素はあまり感じられず、ファンの方々を含めて二つのユニットの仲の良さが強調されるようなライブとなりました。まさにそこには幸せな空間が存在したのです。最後に両ユニットのパフォーマンスが1曲も欠けることなく収録されていたことに感謝します。

Negiccoのライブ映像がCS放送とはいえこんなに長時間オンエアされたのは昨年のTIFの映像以来のことでしょうし、オンエア時間としては過去最長の映像でしょう。さらにハイビジョン映像ということで完全保存版となりました。また、このレポートはPigooHDのサイトにも送ってありますので、問題がなければ後日画面の画像付きでサイトにアップされるはずです。そちらもよろしくお願いします。