パシフィック・リム

お盆の墓参りの帰りにユナイテッド・シネマに寄って観てきました。観たのは声優陣の豪華な吹替え3D版。ギエルモ・デルトロ監督が180億使って本気で怪獣もの特撮を作っています。おそらく怪獣と巨大ロボットの戦闘を描くという基本コンセプトがあって、それを実現するために設定やストーリーが組み立てられていった感じ。主役のロボットが無骨すぎる印象なのもハリウッド製の特徴かと思います。スタイリングよりも頼りがいのありそうな重厚感が大切なのでしょうね。公開初週にしては観客の数が寂しい感じでしたが、私たちのようなオタク第一世代にはツボな作品でも、最近の若者にはあまり響かないのかもしれません。もしそうだとしたらもったいないことです。
予告編で流されていた「キャプテン・ハーロック」「ガッチャマン」の心に響かなさを感じるにつけ、この映画を見てほしいなと思うばかりです。