NegiccoBest!!! 10年分のありがとうNegicco10周年ワンマンライブ!@新潟テルサ(10/5)

ライブの日程が発表になってすぐに有給休暇を願い出て、チケット発売当日の朝に新潟テルサまで足を運んでチケットを購入するという、普段は全く見せない行動力を発揮した自分に驚きを隠せないほど楽しみにしていたライブの日が遂にやってきました。
早めに昼食を食べてから出かけようと思っていたのですが、当日のツイートを眺めていると既に早い時間から会場入りしている方が多数見受けられ、車での会場入りを考えていた私は駐車場の不安を覚えました。当日はビッグスワンアルビレックス新潟の試合もあり、もしかすると駐車場が早く埋まってしまうのではないかと心配になったのです。そこで正午になると同時に自宅を出てテルサへ向かいました。テルサに到着すると駐車場はまだまだ余裕があり、私の心配は杞憂に終わりました。それでもロビーには既にかなりの数のファンの姿があったのです。
Nebeさんが発起人となった花を贈ろうという企画に加わらせてもらったので、Nebeさんの姿を見つけてお金を支払うと、物販開始は13時ということでのんびりしていたら、いつの間にか待機列ができており、その時点ではかなり後ろの方に並ぶことになってしまいました。ほぼ時間通りに物販開始となり会場には3列で入場したのですが、BEAMSさんと、新作CDの予約、一般物販のブースは別になっていてそれぞれ並ぶことに。私はネギパーカが一番の狙いだったためにBEAMSのブースに並んでネギパーカを確保した後、一般物販の待機列に並び直したため、これまた後方に並ぶ形になりました。物販には結構時間が掛かり、30分近く並んでTシャツ2枚と新型のネギライトを購入しました。そして一旦ロビーに戻り今度は入場待機列に並ぶことになりました。
いよいよ入場となってホールロビーに入ると一番最初に目に入ってくるのがRYUTistさんから贈られた花とタワレコ嶺脇社長から贈られた花。ありがたいことですが、Negiccoの運営さんには是非RYUTistさんの記念イベントへのお返しを忘れることのないようお願いしたいものです。その他にもノーナ・リーブス西寺郷太さんやBEAMSさんからの花、そして私達からの花は一番奥に並べられていました。4台も並ぶその立派な姿に感無量。ホールの中に入って指定席を確認。思いのほかステージに近い良席。9列目の33番というのは真ん中のブロックの右後ろ角に当たるのですが、これは狙って取った席でその理由は後で明らかになります。座席確認後は再びロビーに戻って駐車場の様子を見たり物販の様子を見たりして過ごしました。新潟駅の南口から出ているネギライブのための臨時バスが、満席のお客を載せて到着するのに感激したり、駐車場が満杯になってしまったのを確認したり、はたまたBEAMSのネギキャップが早々と完売し、ネギパーカも残りわずかになっているのを確認。一般物販も長蛇の列がいまだに続いていて、飛ぶようにグッズが売れているのを見て喜んでいました。グッズがいっぱい売れてNegiccoさんにお金がたくさん落ちることが一番嬉しいことですから。そして地元でのライブらしい客層の幅広さ、親・子・孫の三世代が並んで席についたり、女性の割合もいつもより多めな印象。ぼうっと観察していて確認すること全てがNegiccoのライブらしさを感じさせてくれます。
そんなこんなで開演間近になってツイッターを確認したところ、アイドルグラビア批評の大先達であるakarikさんがテルサに来られていることに気付いてDM。初めてお会いすることができました。これもNegiccoさんのファンとしてテルサに来ていたおかげです。じつにありがたいことではないでしょうか。
開演して緞帳があがると、逆光のライトの中に3人のシルエットが浮かび、重厚なビートが大音量で響き渡る。ステージ後方には巨大スクリーンがありNegiccoのロゴのCG映像が映し出されました。伝説ともなるべきワンマンライブのスタートです。衣装はMelody Palettoの衣装にそれぞれのカラーのワンポイントを付け加えたものでした。
1.アノソラヘ
2.ニュートリノ・ラヴ
3.新しい恋のうた
4.LOVE is FOREVER
5.あなたとPop With You!
スタートから一気に5曲、ファンも立ち上がってホールはネギライトのキレイな緑の光に埋め尽くされます。緊張からかNao☆ちゃんの歌声に若干のブレが感じられましたが、それ以上にぽんちゃの歌声の気合の入り方が凄い。それに釣られるかのようにかえぽも伸びやかな歌声を聴かせ、Nao☆ちゃんも本来のペースを取り戻すという展開。パワフルさを感じさせてくれるステージのスタートでした。
最初のMCでは自己紹介(Nao☆ちゃんのテルサでのミュージカル出演が彼女の芸能人生のスタートとなったというのは既に有名な話)と共に、様々なゲストが控えているとの嬉しい告知があり、次はしっとりした曲なので座って聴いてほしいという、お子さんや老齢の方に優しい声掛けで全員着席。私としても通して立っての応援は辛いのでありがたい言葉でした。
6.For a long time(スロー・ヴァージョン)
7.ルートセヴンの記憶(ゲスト:本宮宏美さんによるフルート演奏)
8.SKY
9.愛のタワー・オブ・ラヴ
10.EARTH
11.僕らはともだち
「ルートセヴンの記憶」ではフルート奏者の本宮宏美さんが赤いドレス姿で登場。生のフルート演奏を聴かせてくださいました。柔らかで優しい音色がNegiccoの声と絡まって素敵な調べを奏でます。着席して聴く「愛のタワー・オブ・ラヴ」も新鮮。ステージ後方のスクリーンに映し出されるCGはVJ NEGIさんの制作によるもの。かなりのパターンがあって楽しめました。また、「ルートセヴンの記憶」ではなぜか国道7号線ではなくおそらく402号線の映像が映し出され、「愛のタワー・オブ・ラヴ」では地元新潟市は万代シティのレインボー・タワーの映像が挿入されました。
12.ねぎねぎROCK 〜私もお家に連れてって〜(ゲスト:キッズダンサーの皆さん達)
終了後、キッズダンサーの皆さん達と一緒にNegiccoの3人も舞台袖に引き上げたので衣装替えかと思っていたら、客席に怪人ザリガニータが登場。超耕21ガッターショーが始まり、ガッターのほかにも流れ笹次郎が助っ人として登場し、ぽんちゃ推しを告白したザリガニータをやっつけました。当然次の曲はということでNegiccoさん再登場。衣装はそのままでした。
13.ガッター!ガッター!ガッター!(ゲスト:キッズダンサーの皆さん、超耕21ガッター、流れ笹次郎、ザリガニータ)
キッズダンサーの皆さん達も再登場し、超耕21ガッター、流れ笹次郎、ザリガニータはそれぞれNao☆ちゃん、ぽんちゃ、かえぽと一緒に上のステージでダンシング。残念ながらザリガニータぽんちゃと一緒のステージには立たせてもらえませんでした。
14.スウィート・ソウル・ネギィー(grooveman's Jack Bounce Mix)
15.Party On the PLANET
16.相思相愛
17.ナターシア(ゲスト:SWAMPさん、ラップ)
「ざんね〜ん!」の練習
18.アイドルばかり聴かないで
19.イミシン☆かもだけど(ゲスト:長谷泰宏(ユメトコスメ)さん、ピアノ演奏)
20.ネガティヴ・ガールズ!(ゲスト:長谷泰宏(ユメトコスメ)さん、ピアノ演奏)
21.トキメキ★マイドリーム
22.パーティーについて。
ライブで「ナターシア」を聴けるとは思っていませんでしたが、ネギラジでもおなじみのSWAMPさんによる新潟ヴァージョンのラップは最高でした。「ざんね〜ん!」の練習からの「アイドルばかり聴かないで」は初心者ファン向けの配慮が感じられましたし、会場全体が盛り上がれて素晴らしかった。そして長谷泰宏(ユメトコスメ)さんの生ピアノ伴奏による「イミシン☆かもだけど」だけでなく「ネガティヴ・ガールズ!」まで聴かせてもらって夢のようでした。長谷泰宏さんのクールでありながら力強さを感じさせる演奏には唸ってしまいました。「パーティーについて」を歌い始める前にぽんちゃが「この曲で最後になりま〜す!」と宣言すると、ホール全体から「え〜!!」という唸りのような声が生じました。
当然Negiccoが引けてからは「アンコール!」「ネギ!」の大合唱。普段よりアンコールに時間が掛かっているなと思っていたら、案の定、それぞれがデザインした新作Tシャツに着替えたNegiccoの3人が客席の後ろから登場。
アンコール
(ニュートリノ・ラヴ(banvox remix) BGMのみ)
23.Negiccoから君へ
Negiccoから君へ」を歌いながら3人が、別々の通路を通って客席のファンとハイタッチをしながら降りてくるではありませんか。最初の方で書きましたが、これがチケットを購入する際にこの席番を選んだ理由です。私の脇の通路を降りてきたのはNao☆ちゃんでしたが、ここで奇跡が! かえぽが決められていた導線を間違えて私の前に来てくれたのです。思わぬことから2人とハイタッチすることが出来てラッキーでした。導線を間違えたかえぽは歌の終わりまでにステージに上がることが出来ませんでした。ざんね〜ん。
24.My Beautiful Life
25.Falling Stars
MC
26.圧倒的なスタイル
「My Beautiful Life」はエフェクターを通さない生声のヴァージョンという珍しいものを聴かせてもらいました。「Falling Stars」では後ろのスクリーンに古町の映像が映し出されました。MCではそれぞれが感想を語りましたが、感想ひとつとってもメンバーそれぞれの個性がはっきりと出ていて面白い。そして「圧倒的なスタイル」ではホール全体を巻き込んでのラインダンス。もう自然に通路を挟んだ方とも肩を組んでいました。
一旦緞帳が降りてすぐ上がる。
27.Negiccoから君へ
まさかのダブル・アンコール。といってもアンコールする暇さえありませんでしたが…。ホール内練り歩きできちんと歌えなかった曲を歌い直すなんて素敵過ぎます。更なる感動を覚えながらのワンマンライブ終了でした。
無理をして有給休暇を取ってでも聴きに行ったことで勝ち組になることが出来たなと誇らしさを覚えることのできる素晴らしいライブでした。10周年の経験は伊達ではありません。Negiccoはホールライブも苦にならないレベルに十分達しています。これからはさらに大きな規模の単独ライブを経験しながら、最終目標の日本武道館へ突き進んでもらいたいと思います。
ライブ後はオフ会に出席するため一旦車を自宅に置きに帰らなければならなかったのですが、サッカーJ1アルビレックス新潟の試合が同時刻にビッグスワンで終了していたため(無事勝利していました)、見事な大渋滞に巻き込まれてしまい、テルサの駐車場を出るだけで30分近くかかってしまいました。それでも列車に乗り換えてオフ会の会場には時間前につくことが出来、思う存分ファン同士で飲み、語ることが出来て幸せな一日でした。Negiccoの皆さん、ライブにこられたファンの皆さん、本当にありがとうございました。