横浜Fマリノス 0−2 アルビレックス新潟

マリノスの優勝が懸かったこの試合、日産スタジアムにはマリノスの優勝を現場で見ようと(もちろんアルビサポーターも)6万2632人ものサポーターが集まり、観客動員数の新記録となりました。テレビ中継もマリノスの優勝を視点の中心に据えた放送姿勢。つまり、あらゆる面でアウェイな環境での試合となったアルビですが、今のアルビにはそれも望むところ。前半は0−0で終了しましたが前半を通じてハイプレッシャーをかけ続けるアルビの素晴らしい守備が楽しめました。
後半に入るとマリノスの攻撃が集中する時間帯もありましたが、コーナーキックからの中澤の決定的なヘディングも幸いなことにタイミングがずれてくれました。良い位置からの中村のFKもアルビのGK東口が素晴らしい守備でかわします。すると直後の27分に、CKからのこぼれ球を川又がボレーで決めて先制。その後はマリノスに押し込まれる時間帯が増える形になりましたが、アルビは集中力を切らさずに守備。そしてロスタイムに入って2分台にカウンターから鈴木武蔵が追加点を決めてくれました。
目の前でマリノスの優勝を見せられることを防いでくれたアルビの選手の皆さんに感謝です。勝ち点及び勝利数も過去最高となりました。ここまできたらホームでの最終節も勝利して5連勝といきましょう。そうすれば結果として7位ということで、チームにも賞金が入ります。