NegiccoオリコンウィークリーTOP10ならず。USJはおあずけ。

先週分のオリコンチャートが発表され、Negiccoの新作「サンシャイン日本海」は推定売上枚数9,376枚の11位でした。目標としていたTOP10には僅かに届きませんでしたが、週間11位、デイリー2位共に彼女達にとっては過去最高順位を達成しました。
最終日のネギオタさん達によるCDショップ掃討作戦もあり、最後の最後までTOP10入りの期待を残しましたが、結果はあと一歩届かずということで残念でしたが、T-Palette Records所属以来の右肩上がりの記録は続いています。本日夕方5時過ぎに臨時のUSTREAM放送があり、メンバーから11位の報告とお礼の言葉、今後への決意の表明がありました。あと一歩及ばなかった悔しさはあるが、落ち込んではいないと。そして今まで常に右肩上がりなので次はTOP10しかないと。じつに頼もしい言葉でした。
さて、今回はNegicco、制作陣、ネギオタさん達からなるチームNegiccoが大活躍でしたが、最終日の行動に見られるようなCDショップの掃討作戦は基本的にネギオタさん達の消耗戦であり、褒められるべき戦いではありません。本来ならばCD購入者の母数を増やして販売枚数に繋げる戦いを目指さなければなりません。そのためにはレーベル、流通側にこそリスクをものとしない行動が求められていると思います。まずは販売機会の喪失を避けること。つまり、NegiccoのCDを扱ってくれるショップを可能な限り増やすようにする努力が必要です。お客さんがせっかくCDを購入したいという思いを抱いて店に行ってくれたとしても、その店がNegiccoを扱ってくれてなければ意味がありません。店になかったのでオンラインで購入しようとなる人の割合が高いわけがありません。また初期プレスの数量がはたして需要に見合っていたのかの検証も必要でしょう。ネギオタさん達の掃討作戦によって店頭在庫がなくなったわけですが、オリコンTOP10を目指していたのですから、店頭在庫がなくなるほど売れたにもかかわらずTOP10に届かなかったというのは大きな問題です。これはリスク回避のためにプレス数に余裕がなかったのではないかと想像してしまいます。在庫さえあれば1万枚を突破する可能性もあったはずです。極度な複数買いを肯定する立場にはありませんが、ネギオタさん達の消耗戦を今回限りとするためには、あと一押しの売上を可能な状態にしてTOP10を達成させてほしかったというのが本心です。ということで、ネギオタによる消耗戦は常態化させてはならず今回限りとして、次回はレーベル、流通側によって戦略的に今回の売上に上乗せする努力をしていただきたい。まずはリリイベを含むタワレコ各店での無銭イベントについて。これまでのNegiccoタワレコ店頭における無銭イベントはリリイベ週に限定されています。そのために会場が地元の新潟と東京を中心とする関東に限定されて、その他の地域でのリリイベが開催できないという結果に終わっているのです。ただ、リリイベをオリコン集計週の一週間に限定する必要はないのではないでしょうか。実際レーベルメイトのバニラビーンさんやリリカルスクールさんも一週間に限らずリリースイベントを実施しています。Negiccoも複数の週に渡ってリリースイベントを開催することにすれば、新潟や関東以外のタワレコで無銭イベントを買い沙することは何ら難しいことではないでしょう。今回なども2週目に地方でのリリイベを行えば確実に1万枚の売り上げを達成できるはずです。一番の目的はNegiccoのライブに触れる機会のなかった客の耳に、Negiccoの生のパフォーマンスを聴かせることによって新規客を確保することです。新規客を増やす手段として次に考慮しなければいけないのはNegiccoのライブ映像の公開です。最近のNegiccoの現場における録音・録画禁止に異論はありませんが、その代わりとしてオフィシャルはフルバージョンでなくても構わないのでYouTubeなどに映像を公開するようにしていただきたい。地上波等でNegiccoの曲が流れる機会の少ない現状では、地方の方にNegiccoの魅力を知ってもらう一番の手段ではないでしょうか。オフィシャルで記録用に映像を抑えているのであれば、Negiccoの魅力を知ってもらう機会を増やすためにもぜひ公開することを検討していただきたい。初期のファンでどれだけの方がファンに寄ってアップされた映像を見ることによってNegiccoの魅力に引き込まれたかは、過去のネギオタさん達のつぶやきやBLOGをチェックすることによって明らかです。当然市場調査の一環としてその辺のチェックには怠りはないと思いますが、最近のNegiccoのパフォーマンスの映像の扱われ方を見ると残念です。
ここまでだらだらと書いてきましたが、次回に向けての提案は3つに絞られます。

1.販売機会の喪失を防ぐための流通網の開拓・整備とある程度のリスクを負った初期流通量の確保。
2.無銭イベント(もちろん有料イベントでも構わない)の新潟・巻頭以外での積極的な開催(リリイベ週間に拘らない)。
3.Negiccoのライブ映像の公開(YouTube等で)。

次回新譜の発売時に再びネギオタによる消耗戦を戦うことなく、気持ちよくTOP10以内達成の喜びを味わうために最低限必要なことだと思います。
まあ、単なるアラフィフおやじのネギオタの戯言かもしれませんが、レーベル、流通側の耳に届いて、考慮の対象にでもしていただければ嬉しいのですがね。