新潟のアイドル雑感 その5

NGT48の活動が活発化しています。
10月に予定されていた劇場デビューが来年1月に延期されてしまったNGT48ですが、劇場デビューを除いたNGT48としての活動は停滞することなく活発に行われているようです。

劇場デビューに向けて頑張る新米アイドルNGT48と、おいしい新潟米コシヒカリで彼­女たちを元気づける新潟ライスガールズ(新潟のお米農家ユニット)との交流を描いた全­4話のスペシャルムービーが随時公開されていく予定だそうです。


先日も紹介した県内企業とのコラボ。

公式映像を紹介できるのは以上ですが、この他にも、新潟ふるさと名物商品PR大使に就任したり、栗山米菓のばかうけPR大使に就任もしています。また、地元ラジオ局2局でレギュラー番組をスタート。メンバーの出身地をほかのAKBグループとは違って市町村まで明らかにしている利点を生かして、現地出身のメンバーを含む数名のチームを編成して、県内各地のイベントへの参加を繰り返しています。NGT48のスローガンである「会いに行くアイドル」を実践するとともに、メンバーのスキルアップを図ることができるようになっています。
NGT48の活動が活発化することによって、既存の地元アイドルの活動への影響が心配されますが、10/17付けの新潟日報の記事でNegiccoリーダーのNao☆ちゃんがインタビューに答えているように、NGT48Negiccoではジャンルが違うというか、たぶんやっていることも目指しているところも別だそうです。Negicco野音ライブDVD購入の際に一緒に購入したORLANDの「LUV CONNECTION E.P.」や、坂本真綾の20周年記念トリビュートアルバムのように、アイドル以外のアーティストのアルバムにゲストとしてフューチャーされるようなことはNGT48ではありえないことでしょう。また重なる可能性のあるRYUTistなどの他の地元アイドルの仕事が減っているようにも見えません。じつはNGT48の登場によって新潟県内のイベント等におけるアイドルへの需要が掘り起こされて、その総量が大幅に増えているように思われます。地元アイドルに求められているのはこのチャンスをいかに活かすかでしょう。各運営の力が試されています。
私のBLOGでは初めて名前を出しますが、ケミカルリアクション(矢印省略失礼します)は10/18に新潟ロッツでワンマンライブを行いました。定員500名を満員にするという目標を掲げていましたが、直前までのチケットの売り上げ状況はかなり厳しい状況でした。ライブ終了後の公式発表は555人と目標達成。わざわざ東京からバスを仕立てて乗り込んできたファンもいたそうです。新潟を拠点としながらも定期的に東京でのライブも行って、地元以外のファンも獲得していた効果があったようですし、普段はライブへ足を運ばない層もメンバーの必至の呼び掛けに応えてチケット購入に至ったようです。それにしてもNegiccoRYUTistの関係ほどには、ファン層が重なっていなそうなケミカルリアクション(矢印省略失礼します)が集客目標を達成したということは、私が考えていた以上に新潟にアイドルを受け入れる人口が存在することを証明しているようです。地元アイドルの運営もそれぞれの戦いを繰り広げているようです。