NGT48騒動の第一幕が下りた。

4月21日に新潟市NGT48劇場で行われた、NGT48チームG「逆上がり」公演千秋楽の終了時に、山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの3人が卒業を発表されました。ファンにとっては残念な結果となってしまい、ネット上を中心に大荒れとなっています。
今までBLOGではこの問題についてはLINKは貼ったものの、自分の意見というものは特に表明してきませんでした。山口真帆さんが被害者なのは当然のこととして、時間の経過とともに被害者と呼べる人が増えていったからです。だからこそ間違っても憶測で傷つけてしまう方がいてはいけないと自分の意見は控えて、LINKも憶測を基にして発信しているBLOGに貼ることは控えていました。しかしながら卒業という残念な結果を踏まえて、自分なりの考え方をまとめなければならないと思います。
今回の騒動は、昨年12月8日深夜に自宅マンションに帰宅した山口真帆さんが、男性2名に顔をつかまれるなどの暴行を受けたことに始まります。この事実については山口真帆さんもAKSも認めているので間違いなし。しかしながら逮捕された2人の犯人は12月28日になって不起訴処分になり釈放。そして1月8日深夜から1月9日朝にかけて、山口真帆さんがshowroomtwitterで告発したことにより事件が公けになったのです。運営側は事件を把握していましたが、彼女の告発まで事件を公表することはありませんでした。彼女の告発によれば暴行は受けたものの傷害はなかったようで、病院に行くこともなかったようです。運営が犯人の逮捕から不起訴処分まで事件を公表せずに様子見をして、不起訴処分になったために公表を見送ったことは間違いではなかったでしょう。
事件後、山口真帆さんが告発するまでの間に、運営(支配人)との間にどのようなやりとりがなされたのかについては、彼女の告発による事件に関与したメンバーがあり、今村支配人は対処・処分すると約束したが実際は何もしてくれなかったという発言のみで、運営側はこの期間に実際何をしたのか明言していません。彼女との間のやり取りがどれほどなされたかは定かではありませんが、関与されたと思われるものの内部処分すら行わなかったようです。
犯人が不起訴処分になったために運営は事件の公表も内部処分も行わず、事件をなかったものにする判断を行ったわけですが、このことが今回の騒動のすべてであろうと思います。この時点でNGT48の運営はポイント・オブ・ノー・リターン(Point of No Return「もはや後戻りできない段階」)を通り過ぎてしまったのです。

 
※事実を踏まえながら、間違っても誰かを傷つけることのないように自分の意見をまとめるのには、大変時間がかかっています。続きは次回に持ち越させてください。