今年で3回目となる地元でのNEGiFES。幸いなことに今年も参加することができました。Negiccoのイベントには今年1月の新年会以来8ヶ月ぶり。地元なのにイベント参加が少ない情けないネギオタですが、病気のおかげでオールスタンディングのイベントには参加困難なので、NEGiFESのような椅子に座って参加することのできるイベントのみが参加対象になってしまうのです。昨年までのNEGiFESと違って、今年は1日開催となりましたが、疲れが尾を引いてしまう私にとってはありがたい事でした。
前日深夜まで勤務していた私にとって、新潟駅から出発となるシャトルバスに、間に合うように起きられるかが心配でしたが、案の定目が覚めたのは8時半過ぎ。新潟駅行きの列車に乗るまで1時間ありません。慌てて身支度と軽い朝食を済ませ家を出ました。昨年までシャトルバスは新津駅発で無料でしたが、今年は新潟駅発新津駅経由となり、有料となりましたが、チケット代わりのリストバンドの届いたのが、ギリギリの前日で焦りました。随分早くに申し込みしていたので、もう少し早く送ってくれればとも思いました。私は地元でしたので問題ありませんでしたが、当日移動出ない遠方の方もたくさんいらっしゃいます。もちろんリストバンドなしでも乗れる手段が用意されていましたが、それならばリストバンドの意味があまりありません。新潟駅出発の際には、空いてる席を当日券の客に開放していましたが、割とぎりぎりまで乗せたために、新津駅では3人しか乗せることができず、大勢の乗り残しを出してしまいました。次年度に向けての改善課題でしょう。
乗車時間40分ほどで会場の北方博物館に到着。チケットと参加証のリストバンドを交換して入場。その前にフードコートに寄り道して、新潟薬科大学のお嬢さんたちが提供しているかき氷(ル・レクチェシロップ)を購入。今年最後の営業だそうですが、私は今年初のかき氷でした。かき氷を持って入場し、去年と同様に広場の最後方の建物のウッドデッキに、折り畳み椅子を広げようと思いましたが、今年はウッドデッキの半分ほどが立ち入り禁止になっており、残り半分は既に先着の参加者で一杯となっていました。仕方なしに建物前方の期の脇に椅子を置き、溶け始めたかき氷を口に運びます。美味し。かき氷がなくなると席を温めることなく再びフードコートへ。今度は麵屋Aishinさんの「新世代しんしゅんしゃんそん生姜醤油ラーメン」をいただきました。時間制で3種類のラーメンが提供されるということで、1杯は小ぶりになっていて、これなら3杯もいけるなと。スナック用に鶏皮せんべい、水分補給用にコーラを購入して席へ戻り、シャムキャッツさんのリハーサルを聴きながらフェスの開始を待ちました。
Negicco恒例のいい意味でのぐだぐだオープニングに続いて、トップバッターとして登場したのはシャムキャッツ。ギターの音が心地よい。独特な曲調のうねるような感じと、ちょっとせつなげに歌い上げる夏目知幸さんのヴォーカルがセクシー。Negiccoとのコラボは楽曲提供した「She's Gone」。サトウのごはんについてのミニ知識も披露してくれました。
2番手はザ・なつやすみバンド。初体験のバンドだったのですが、スティールパンが入っていることで、ややリゾート寄りになるのかと思えばさにあらず。サポートメンバーに池田若菜(Fl)と関口将史(Cello)を加えて、都会派の部分も感じさせるクールな部分も含んだ、エモーショナルな音楽を聴かせてくれました。Negiccoとのコラボは、こちらもまた楽曲提供した「ノスタルジア」。Negiccoの3人も本当に楽しげに歌っていました。
3番手はクラムボン。リハーサルの段階で小雨が降り出しましたが、それ以上に強くなることもなく、1曲通しで「パンと蜜をめしあがれ」を演奏。この段階で観客は完全に心を捕まえられたに違いありません。本番では次々に力強いパフォーマンスを披露しますが、なぜかミトさんが観客の当意即妙な反応に感動して涙ぐむ場面も。Negiccoとのコラボでは最初にKaedeを呼び込んで、Kaedeがソロライブでカバーした「便箋歌」をパフォーマンス。原田郁子さんとのダブルヴォーカルが素晴らしかった。続いて残ったNao☆ちゃんとぽんちゃ(Megu)も加えて、ミトさんが新譜のために提供してくれた「I Am A Punk!」。これがまた素晴らしく素敵なパフォーマンスで、NEGiFESはこれを聞きに来たという感じでした。ライブ後にはミトさんが「I Am A Punk!」制作時の裏話も披露してくれました。
最後、トリはもちろんNegicco。末永華子(Key)、堀崎翔(G)、千ヶ崎学(B / KIRINJI)、岡本啓佑(Dr / 黒猫チェルシー)の4名からなるネギバンドを従えてステージへ。MCはごく少なめで一気に走りきった感じ。バラード的な曲なしという曲構成でしたが、暮れなずむ会場に照明効果が加わってFESのラストにふさわしいパフォーマンス。「圧倒的なスタイル」で一緒にラインダンスできなかったのは残念でしたが、最後の「ねぇバーディア」では必死にアイコンタクトを狙いました。
全出演者(仕事のために先に帰ったシャムキャッツを除く)と観客全員で記念撮影してゲストを見送り、ステージに残ったNegiccoの3人それぞれの振り返りを聞いてNEGiFESの終了となりました。
帰りのシャトルバスは、最初から新潟駅行きと、新津駅行きに分かれており、乗車の不公平が生じなかったのは良かった。私が乗車した新潟行きの方は、途中渋滞に巻き込まれたために、新津駅経由でなかったのに1時間弱かけて新潟駅に到着。久々の新潟駅だったので、駅前のラーメン屋さんで夕食を済ませて、新潟駅からひと駅列車に乗った自宅に帰ってきました。
今年で3年目となった北方文化博物館でのNEGiFES。東京近郊での開催を望む声もありますが、体の自由が利かない私にとっては数少ない参加可能なNegiccoイベントですので、わがままかもしれませんが来年以降も新潟での開催(それも北方文化博物館で)でよろしくお願いします。