競馬について その1

先週から週末に競馬の買い目を書き込むようにしました。
そこで、私の競馬遍歴について書いてみたいと思います。
私の競馬歴のスタートは今から40年前に遡ります。
私が保育園児の頃に祖父に連れられて、新潟競馬場に通っていたのがその始まりです。
自宅から15キロ以上はなれていた競馬場へはバスで向かい、勝てばタクシーで帰ってくるということだったと記憶しています。
馬券を外しまくった人の帰り道を「オケラ街道」と呼ぶことがありますが、私も一度経験しました。
祖父が誤って帰りのバス賃まで馬券を購入してしまい、15キロの道を歩いて帰ってきたことがあります。
老人と保育園児のことですから、歩くスピードも速くありません。
また、当時のことですから家に電話も無く、連絡を入れることも出来ませんでした。
私の両親は警察へ捜索願を出す一歩手前だったそうです。
その当時の競走馬で記憶に残っているのはアカネテンリュウという馬です。
武豊のお父さんや、加賀武見という騎手が有名だった時代のことです。
小学校高学年になると、私も祖父に習って馬券を購入するようになりましたが、
小学生の小遣いですから購入金額は最小単位でした。
中学1年の時に祖父が亡くなり、第一幕の競馬歴は終わりとなります。
最後の購入レースは「アルゼンチン共和国杯」というレースで、的中馬券の払戻が8千円を超え、収支プラスで幕を閉じることになりました。
長いブランクを経て現在にいたる競馬歴の第二幕については次回に廻します。