漫画原稿流出事件

守る会のHPで賛同者のリスト(公開OKな方のみ)が公開されました。
http://www.k-reiko.jp/mamorukai/sandoushalist.htm
大御所も何名かいらっしゃいますが、現役バリバリの方の名前があまり見られないのは残念です。
また、賛同はされるものの名前の公開には消極的な方もいらっしゃるそうですが、それは仕事の面で編集・出版社からのプレッシャーがあるということなのでしょうか。
もし、そのようなことであれば、そういった編集・出版社に対しても何らかのアピールをしていかなければならないでしょう。
今回の事件に関して、漫画原稿の重要性についてネガティブな考え方をもっている編集・出版社の雑誌で仕事をしたところで、さくら出版の二の舞になる可能性が高いでしょう。
今回の事件では漫画原稿についての漫画家側の管理の甘さも指摘されているわけですから、自己防衛のためにも問題のある編集・出版社などは、漫画家の間で周知徹底する必要があるのではないでしょうか。
もうひとつ、賛同者のリストを見ていて思ったのですが、出版社側の賛同者が見られないのは残念です。
出版社名、あるいは雑誌の編集長名での賛同の意思表示があると心強いのではないでしょうか。
特に、集英社講談社小学館白泉社など大手の出版社の名前があるだけでも、事件の周知効果に大きく役立つように思いますので、マンガジャパンなどが働きかけてくれるといいのですが。
現役バリバリの漫画家の皆さんも、今回の事件を「ひとごと」のように捉えずに積極的な賛同をお願いしたいと思います。
ごく一部の漫画家を除き、漫画の生原稿はその漫画家の宝であると思います。
この機会に動かなければ、漫画原稿についての権利は、利益追求優先の業者に好き勝手に操られてしまいます。
「情けは人の為ならず」なのですから。