外食グルメ(番外編です) 第4回

新潟伊勢丹 イタリア展
 30人限定の「生ハムセミナー」に参加してきました。もちろん無料です。
セミナーの主旨は生ハムなどの加工肉を美味しく食べる方法なのですが、私としてはなかなか味会うことの出来ない様々な生ハムを試食できる機会として参加させていただきました。
30名の参加者中男性は3名のみと、平日の昼間だけに奥様方が圧倒的に多い。
まず最初に出されたのは、サンダニエレ産で500日熟成のプロシェット・クルード。
プロシェットで有名なのはパルマ産ですが、サンダニエレ産は熟成期間が100日長く、豚の蹄から上のモモ肉で作るのが特徴です。(通常は膝から上の肉しか使いません)
うーむ、いきなり白ワインが恋しいじゃあないですか。
次に出されたのは様々なサラーメ(サラミ)、ドイツやアメリカの固いタイプではなくソフトです。
まずはパルマ産の豚のみを使用したサラミ・フェリーノ、続いてパプリカ入りのハンガリー風サラミ・ウンゲレーゼや、一般的なイタリア・サラミであるサラミ・ミラノは細挽きタイプで食べやすいのですが、ういきょう入りでハーブの香りのサラミ・フィノッキオーナは好みが分かれるかも知れません。
最後に登場したのはグアンチャーレ、豚のホホ肉の脂身の生ハムで、新潟で食されるのは初めてではないかとのこと。少し炙ると更に美味しくなるそうですが、脂が甘くて本当に美味しいです。
残念なことにほのかに期待していた幻の生ハム「クラッテッロ」は試食できませんでしたが、初めて食べる生ハムもあり、存分に楽しませていただきました。
ちなみに、生ハムの食し方として有名な生ハムメロンよりも、いちじくに巻いて食べた方が美味しいそうです。(やわらかい柿やラ・フランスにも合うとのこと)