漫画原稿を守る会の跡地

すがや先生のblogの回想記は、守る会結成時の記者会見でのドタバタ状態を描いています。
http://www.m-sugaya.com/blog/
そこでは守る会側の用意のできてなさが描かれていますが、これについては川島先生を始めとする守る会のスタッフの責任とするのはかわいそうかもしれません。
記者会見についての無知を恥じることはありません。一般人を含めて記者会見をする側に立つことなどは殆んどないでしょう。残念なのは昨日のコメント欄で寝ず見さんが書かれているように、記者会見の設定を持ちかけた「創」編集部による事前のオリエンテーションがなかった(ように思われます)ことではないでしょうか。
幸い、ギリギリになってそのことに気付いたすがや先生によって、記者会見を前にした準備についての助言がなされたようですが、これまた残念なことに、助言を受けた川島先生側にはそれを理解し応用する時間の余裕も、心の余裕もなかったようです。
もちろん、すがや先生もそれを責めているわけではありません。ただ、その時から時間の余裕・心の余裕がない状態で、ずっと会の運営がなされていくことになってしまったことや、守る会の趣旨についての漫画家たちの理解についても疑問を持ちながら、それをそのままにしてしまったことを悔いているのではないかと勝手に想像しています。