漫画原稿を守る会跡地

すがや先生による守る会の顛末記でも紹介されていますが、いまやビジネス用語としてはポピュラーとなった感のある「レジュメ」という言葉も、会議というものにそもそも縁のない漫画家にとっては「?」というものだったのでしょう。
何度も書いているようですが、無知を恥じることはありません。実動部隊の先生方に時間の余裕がなく、せっかく得た知識を生かすことができなかったのでしょう。
そういえば守る会のミーティングでは分科会の設置も決定していましたね、すっかり忘れていました。
で、それらの将来を見据えた会の動きを止めてしまったのが、さくら出版元社長から返却されることになった大量の原稿だったわけですね。
不思議だったのは、その原稿のチェックや作者探し・連絡についても川島先生を始めとするいつものメンバーが担当してしまったことです。
本当にごく一部の先生方に負荷が掛かり過ぎています。
守る会の閉会の遠因がここにもあるように思われます。