漫画原稿を守る会跡地

地元紙の新潟日報本日付書評コーナーにて渡辺先生の「走る!漫画家」が結構なスペースを取って紹介されました。
評者は竹熊健太郎氏。
守る会の活動は停止してしまいましたが、このような形で流出事件のことが話題となることもありますので、渡辺先生による本の出版は意義のあることだったと思います。地元の大手書店でも新刊書のコーナーで平積みされていましたしね。
それにしても6月3日のジュンク堂中止は残念です。講師の都合という理由のようですが、渡辺先生の日記で「参加者が少なくても実施予定」とされていたものが、いつの間にか消されてしまい、日記も終わってしまいました。
渡辺先生は漫画の世界からも退かれるようなことも仄めかされていますし、事件に関わった先生方が事件そのもので受けた痛手の他に、守る会の活動でも痛手を受けてしまわれたようなのが残念でなりません。
それにしても井出先生は困ったものです。
『もう少ししたら、会の賛同者のみな様に個人的に報告をするつもりですが、如何せん6月の第一週まで、私の手が空きません。もう少し待っていただくしかありませんね。申し訳ありません。いずれにせよ、残務整理中です。』
守る会の終わり際の混乱は、守る会の公式発言ととられかねない発言が、各先生方の日記で書かれてしまったことであるという反省が何も活かされていませんね。
残務整理をされているのは川島先生であり、残務処理の結果も公式には川島先生が発表することになっているはずです。
井出先生の手が空くのを待つ必要もありませんし、井出先生に出来ることでもありません。
さらには賛同者(特に一般の)は井出先生から何かの報告を受けることを期待すらしていないはずです。
黒子は黒子らしく黙って調整役という立場に自己満足していれば良いのです。