アルビレックス新潟 3−3 清水エスパルス

ビッグスワンへ行ってきました。
前半、先制点を挙げたのは清水、アルビのGK野澤とDFが2度のシュートを弾き返すも、3度目を決められて28分に失点。
しかし、その1分後、エジミウソンのドリブル突破からのクロスをファビーニョがスルーし上野が押し込んで同点。
後半も先に得点したのは清水。66分に右サイドからのクロスボールを野澤がジャンプしてキャッチするのですが、着地後にファンブルしたボールを清水の平岡に決められてしまいます。キーパーチャージによるファンブル臭くもありましたが、これは野澤のミスとされても仕方ない痛い失点でした。
ですが、ここからアルビのリバウンドメンタリティが発揮されます。80分にファビーニョが左サイドからクロスボールを上げ、ファーサイドエジミウソンへ、ワントラップしたボールをエジミウソンがネットに突き刺して再び同点。
そして2分後、歓喜の時は訪れます。エジミウソンと清水GK西部が争ってこぼれたボールを上野が今日2点目のゴール。3−2と逆転です。
あとは勝利の笛が鳴るのを待つのみというロスタイムに悲劇が訪れます。
3分のロスタイムも残り1分となった時、清水のDFを倒したファビーニョイエローカードが出されました。
問題はここからです。カードを出した上川主審はチェックを書き込むため足を止めて顔を下げています。清水の攻撃陣はリスタート(ボールを一度静止)せずにプレーを続行し、アルビのゴールに襲い掛かります。
カードに応じて足を止めたアルビのDF陣が出遅れてしまい、ほとんどフリー状態でのシュートを清水の斉藤に決められてしまいました。
上川主審はイエローカードをもったまま、あわててプレイ続行を指示していますが、当然、清水がきちんとリスタートをしていないことなど見ていません。
アルビが再びリバウンドメンタリティを発揮するには30秒という残り時間は少なすぎます。結果は3−3のドローに終わりました。
ロスタイムに入ってボールを持って回すという老獪な時間稼ぎをしなかったアルビの戦術にも問題はあったかもしれませんが、上川主審の最後の行動のどこが正しいのか、誰かルールに詳しい方、無知な私に説明してくださいませんか。