その4 みなとぴあ(新潟市歴史博物館)

この「新潟巡り」ですが、約9ヶ月ぶりの登場になります。その1〜その3は昨年10月に書いています。その後は紹介すべき施設や場所に行かなかったということですね。
さて「みなとぴあ」ですが以前に郷土資料館として公開されていた旧新潟税関庁舎の回りに広大な敷地を確保し、明治時代の2代目新潟市庁舎をモデルにした博物館を新設、更に別の場所にあった重厚な造りの旧第四銀行住吉町支店を移築復元した新潟の歴史資料パークとでも呼べる施設です。
あちこちに乱立したテーマパークとは違い、非常に落ち着いた趣きをもっていて、屋外の広々とした芝生や敷地内に復元された運河も含めて癒しの空間を創りだしています。
また、博物館の展示も模型などの固定されたものばかりでなく、各コーナーで映像による展示・解説を行なっていて、展示面積のわりに長時間滞在型の観覧が可能であることは特筆すべきでしょう。
映像については順次リニューアルしていくとリピーターにも楽しめるものになると思います。
第四銀行住吉町支店は内部が大理石造りであることも特徴ですが、銀行営業時のカウンターの内側はレスト喫茶として使用されています。
「みなとぴあ」の入場料は博物館の常設展示場が大人300円、企画展示室は別料金(企画によって料金が違う)になっていますが、博物館の建物に入らない限り敷地内は無料解放されています。
駐車場も完備されていますので、散歩や新潟の下町でお茶でもと思ったときに利用されるには最高の環境かもしれません。